メンズエステの沼に勝手にハマったおっさんの話
※ほぼノンフィクション
令和4年12月5日から始まった一方的な恋の話
40日目 平日は無理
4月14日
頑張ろうと思ったが、彼女の予約はすぐに埋まる
おっさんも部署異動があったため平日の夜がかなり忙しくなった
無理だった
彼女に会うために働いているため仕事も疎かにできない
そう、おっさんはものすごく真面目だ
彼女に言ったら笑われるが、、、
しかし、彼女の最後の出勤であろう今週
なんとか土曜日を押さえることができた
実際いつから入院するかを聞いていなかったため予想
やっぱり2人はお酒だ
近くのドンキで買いだめだ
彼女が飲めるというある地方しか作れないお酒も買った
いよいよ予約時間
今日は思い出の深いブティックホテルに来てもらった
彼女はいつもより素敵だった
長い時間だ
ゆっくりとお酒を飲み過去を振り返った
一緒に過ごしたクリスマス
カラオケ
やっぱりバーのこと
日帰り旅行
彼女が飼っているわんちゃんのこと
彼女の秘め事
おっさんのこと
お互いがお互いの話をちゃんと聞かないし、そう思っていたらそんなこと覚えてるのってことをお互いに覚えている
ゆっくりとした時間が流れる
お互いほろ酔いになった時、彼女が切り出した
私、明日で最後、、、
頭が真っ白になった
いよいよその時が来た
彼女の最後は一緒に過ごしたい
彼女がいる横ですぐに予約をすることにした
幸いおっさんの予約する時間は空いていた
21時から4時間
グランドフィナーレだ
隣にいるのに寂しい
当たり前の日常が変わる
人生の中でいろんな基点があるがその基点は迎えたくなかった
少し沈黙
彼女が、せっかくここだからお風呂入ろっかと言ってくれた
湯船はしっかりと張ってあった
彼女が帰った後じっくり浸かろうと考えていたからだ
最後のお風呂と考えると
込み上げてくるものがある
目頭が熱くなったおっさんであったが、彼女から泣きたい時は泣けばいい
言い訳するのはカッコ悪いよね😆と言われたことを思い出し我慢せず涙した
やはり順番はおっさんが先
彼女が髪を括り入ってくるのを待った
次回 その後