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「千年の愉楽」


監督 若松孝二

原作 中上健次

表題の文字 船戸与一



故若松監督の最新作であり、最期の作品。


高岡蒼佑さんの役が見ていて心地よかった。

素直で、やんちゃでそれが見ていて心地よかった。

良い役者さんを、スキャンダルで日本映画界から消してしまったのかな、と残念に思った。


映画には若松組の役者さんがどんどんでてきます。

もう、若松監督の最新作は見れないんだな、と思いました。


井浦新さん、寺島しのぶさん、佐野史郎さん、高良健吾さん、等々

今、日本で多忙を極める役者さんをさほど高額なギャランティーを払わず集められる若松監督の力、魅力。お金ではなく、「出たい!」と役者さんに感じさせる若松監督。

若松監督の作品をみるときは、その背後を見てみる様にしています。


以前、「映画 三島由紀夫」の舞台あいさつで

若松監督、井浦新さんが来ておりました。

若松監督が「写真とか撮っていいから。フェイスブックとかでじゃんじゃん宣伝して。

俺、次の作品もとりたいから」とおっしゃってた。

そういう人だったんだな、と思います。ケチくさくない、本当の人だったのだと思います。


パンフレット「千年の愉楽」も1000円だけど、読み物として面白く、

役者さんてこの様なことを考えて演技をしているんだなあ、と知ることのできる良い本です。




http://www.wakamatsukoji.org/sennennoyuraku/




若松孝二 千年の愉楽/游学社

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