1日がかりの検査をすませて


やっとまたまた診察。もし……


帝王切開の傷に着床してしまったとなれば


4BAの良好な胚盤胞を


移植したのに流産という結果にも


納得はできるし、次の移植にも期待できる。


理由がある方がまだいいかなと思って


診察室へ。


果たして診断名は……イチョウ





先生「やはりそうですね。帝王切開の傷口

   に着床してしまったための出血、流産

   になります。

   診断名は異常性妊娠(子宮外妊娠)

   帝王切開瘢痕部妊娠(CSP)です。

   (ていおうせっかいはんこんぶにんしん)

   やはり傷口は組織としては弱ってるのと

   子宮自体に血流が豊富な場所です。

   無理に手術して万一大量出血となれば

   最悪は子宮全摘になります。」



子宮全摘の可能性があると言われて

あたまのなか真っ白になる。

2人目がほしくて挑んだ体外受精だったのに

まさかのもう産めなくなる

かもしれない危機にさらされるガーンガーンガーン




先生「治療としてはこれから週2回通院

   してもらい、抗がん剤の注射を1回

   採血は2回ともしてもらいます。

   抗がん剤治療でも用いられる

   MTXを筋肉注射で投与しhcgの値を

   下降させます。

   このhcgの値が1桁を目指します。

   この数値が高い間はいつまた大量

   出血がでる可能性はあります。」




そう。なんと、流産しているのにまだ

赤ちゃんの組織が子宮内にあるから

hcgは約10000もあるとのこと…

まあまあな数値に驚く。1桁になるまで

1ヶ月〜2ヶ月はみてほしいものこと。



抗がん剤治療の注射という

パワーワードに愕然とする。副作用も

個人差もあるけどある程度はありそうなかんじ。



一歳の子供がいるけど治療に連れてきても

いいのか聞いたけど、やはり院内感染防止、

あと今日のように検査続きなる可能性も

なきにしはあらず。

だから誰かに見てほしいと言われた。

そんな長期間、遠方W両親に頼めるのか?えーん



両実家とも遠方であることを伝えたときに

堪えていた涙があふれてきた。

とりあえずいまは子宮温存して

第二子を授かれる為にも

治療を最優先として欲しいと、

先生、看護師さんに優しい言われました。



とりあえず今週末の資格試験、翌週の

コ◯ナワクチン接種も見送りにしました。



とりあえず明日からMTXの注射のため

明日の予約をとって帰宅。



不妊治療も体外受精までして

幸いにも1人出産できたけども、またも

試練を与えられるのかと、妊娠することの

奇跡、尊さを痛感した。

いつまた出血するか分からない恐怖との戦い



今回出血しなかったとしても、この場所

での着床だったらどのみち遅かったら

流産させる手術となり、

もっともっとリスクはあった。

早く(約6w)この疾患に気づけて

運はあったのかな??



なんでその場所で着床しちゃったのかな?

もう少し違う場所だったら、生きてこれた命ヒヨコ

悲しいなぁ。会いたかったな。



帰宅して渡された帝王切開瘢痕部妊娠の

最新治療の文献をよんでみたけど、

本当に稀な疾患なんだと分かった。


既帝王切開後妊娠の0.15%…。

どんだけ

運がないのかな??



鉄分は妊娠、妊活にも必要チューリップ

このサジーは本当飲みやすいちょうちょ

貧血は本当に怖いです