三人目の女性は(フランス史上最も?)頭脳明晰で気の強い、
スタール夫人(ジェルメーヌ)です。
どのくらい凄いかというと、この時代女性が自分の名前では、
堂々本を出せなかったんですが、スタール夫人はやっています。
彼女は、たいそうなお金持ちの家に生まれ、求婚者が後を絶ちません![]()
その中から選んだのが、駐仏大使のスタールです。
しかし、この結婚は夫が金目当て、妻はパリでサロンを開くという
自分の夢実現の邪魔にならない相手を選んだだけ![]()
形の上で、この結婚は失敗に終わります。
そんなスタール夫人が恋焦がれた人物。
それが当時、連戦連勝によってヨーロッパに名を轟かせていたナポレオン
「この男だ」と思ったスタール夫人は、ナポレオンに何度か手紙でアタック。
ナポレオンは妻にベタ惚れで無視。
ちなみに妻ジョゼフィーヌとスタール夫人は知人同士だった。
が、そんなん関係ねえ~![]()
とばかりに、今度は自宅にまで押しかけちゃいます。
そしてそんなアタックが暫く続いた後、次第にスタール夫人とナポレオンは
政治的に対立するようになります![]()
すると、スタール夫人は愛人の政治家を通して、ナポレオンを攻撃します。
それに対してナポレオンは、うっとーしーので夫人を国外追放にします。
これで一安心
と思いきや、
今度は外国から外交的な圧力をかけてきます。
このためナポレオンは、この世にたった二つの怖いものとして、
イギリスとスタール夫人 をあげています。
※陸の戦いでは無敵のナポレオンも海は苦手なので、イギリスには苦戦してた
これこそまさに、愛が憎しみに変わる恐ろしさを
表しているんじゃないでしょうか。多分