数日前に図書館で借りてきた本の感想をつらつらと書いていきたいと思います

今回は「地方公務員の人間関係 その2 公務員のホンネ(金子雅臣 著)」についてのレビューを書きます

大雑把な感想としては、ストーリー調で描かれているのに、個々の問題に対する結論が描かれず、つまらない。この一言につきます。

この本では、具体的に発生した、或いは発生すると思われる地方自治の問題を描いているのですが、

問題を提示するだけで、その解決法は具体的に何がなされたのか、結局どうなったのか、が描かれておらず、
問題が宙ぶらりんになったまま次の話に移るという状況になっています

これは、この本が「月刊ガバナンス」なる雑誌(書籍?)の連載を単行本化したものであるため発生した問題だと思われます。

単純に連載しているだけなら、また来月ということで、人々の意識から前回の問題が消え去っているから良かったかもしれませんが、

単行本として一連のものを一気に読むとなるとその様相は全く別のものになります

それが、起承転結の転結の消滅の露呈です

確かに行政問題というものは、日々移り行くものだし、これだという解決策がないのも分かります

しかし、それを考慮しても問題投げっぱなしは酷い

具体的に解決策を提案したならば、その結果がどうなったかが、成功していようが、失敗していようが描かれているべきであると思います

それなのに、この本では、そういったことが全くない

先の私の起承転結の話で例えると、

起で問題の発生の発覚、
承で具体的解決策の模索、
転で具体的解決策をして見てもっと別の問題が出てきた、
結でそれに対して解決策を出し結局どうなったのか、ということがストーリーの大筋としてあるべきだと思うのですが、

この本では、そういったとことはありません

具体的解決策の実行すらしません。話し合って終わりです

いやー、よく話し合った。よかった、よかった。僕たち事なかれ主義だから、話し合いはするけど、対策はしないよ

この本を読んでいて、そういった公務員のホンネが見えてきたような気がします

あっ、その点においては、この本優秀かもしれませんね

著名、「公務員のホンネ」、か。名は体を表すってことなのかな

話しを戻しますが、何が、「力説する表情を見て、満足そうな表情を浮かべた」(これは、本の中の締めの一文の一つです)だ。

結局、自分の意見言っただけで、問題全く解決してないじゃないか、と読みながら、ずっとその手のツッコミばかりしていました

正直、読んでいて時間の無駄使してるな、と思いました

想定される問題はそこら辺によく転がってそうな題材で(まあ、本を売るために万人受けする題材を描くのは当然だけど)、

それに対する解決策は正直、机上の空論の域を出ていない、と私は感じました

話を支える具体的根拠もないから当然ですが

日々、面接で具体的に我々受験生に具体的事例の説明を迫る割には、行政側もなってないな、と思いました

正直、この本を読むことをオススメしません

もっと、より行政の取り組みについて知りたいと思って読んだのですが、私の見当違いの本だったようです

あくまで、私の個人的な感想ですが、読んでいて頭が痛くなりました

私は借りた或いは買った本は、どんなに内容が酷くても最後まで読むようにしていますので、無理して最後まで読みました

そして、あまりの意味不明さに頭をやられました(笑)

専門用語が多い割りに、その解説がない

ストーリー調になっているため、問題は具体的に何処になるのか、判断し辛く読みにくい

など、他にも問題はいくつか、あります

今後、このシリーズの本がでるならもう少し読みやすい本になってくれることを期待したいです

よい所も上げようと思いましたが、私の稚拙な頭では無理でした、ご勘弁下さい