ゴールデンウイーク中、社会人として独り立ちした娘が帰省してきました。

 

餞別に贈ったフレーバーストーンダイヤモンドエディションで、いろいろな料理にチャレンジしているそう。

 

炒めもの中心ですがレパートリーも増えて、なかなかおいしそうな出来上がり写真をLINEで送ってきてくれます。

 

娘いわく。

「もらったフライパン、取っ手が取れるから便利なのよね。

そのままお皿代わりにできるし、残ったら蓋して冷蔵庫にしまっておけるし。」

 

ちょっと待って!

今、なんて言った?

 

フライパンの取っ手を外してお皿として使っている➡OK

料理が残ったら、そのまま冷蔵庫で保存している➡NG

 

フレーバーストーンはあくまで調理器具。

料理を残したまま冷蔵庫保存なんてしたら、コーティングが劣化しちゃうのよ!

 

娘のトンデモ行動に、母びっくり。

 

せっかくプレゼントしたのに、何てことしてくれるんだか。

でも、やってしまいがちな行動ですよね。

 

ということで、フレーバーストーンを長持ちさせるために、NGな使い方や正しいお手入れを紹介します。

 

これって、フレーバーストーンに限らず、焦げ付かない加工がされているフライパン全般にあてはまるので、覚えておくと役に立ちますよ。

 

 

  強火で調理しない

 

フレーバーストーンは、鉄のフライパンと比べて調理に適した温度が低めにできています。


強火で使うと温度が高過ぎてコーティングを傷めることに。

 

確かに、中華なべなど鉄製のフライパンは、油をなじませてよく焼いてから使いますが、コーティングがされているフライパンにはNGなんですね。


ポイントは、「温度は低めに」。

 

なので、弱火~中火の範囲がベストな火力。

中火は、炎の先がフライパンの底に少し触れる位が目安です。

 

フレーバーストーンは火の通りがいいので、中火までで美味しく調理できますよ。

 

当然、空焚きは厳禁

 

そして、ついやってしまいがちなNG行動として、調理直後の熱いフライパンに水をかけたり、シンクに置いて、「ジューッ!」とさせる事。

 

これは、どんな調理器具も絶対しちゃダメなこと。

 

急激な温度変化に耐えられず、本体がゆがんだりコーティングがはがれてしまいます。

 

私も、いくつのフライパンや鍋をダメにしてきたことか。

 

今でも意地で使っている高級ブランドの方手鍋。(ブランド名忘れました)底が内側に反ってるんですよ。

これがなければ、もうちょっと沸騰する時間が短く済むんだと分かっているのですが・・・

なかなかな手放せずにいます。

 

  金属製の道具は使わない

いないと思いますが。

 

焦げ付きにくい加工がされているフライパンに、金属製のターナーを使っていませんよね。

 

調理用のアイテムは、木製やシリコン製を使うのは、もはや常識。

 

「摩耗耐久テストで、〇万回をクリア」など謳っていても、硬い金属でこすられたら、1度で傷がついてせっかくのコーティングが台無しになってしまいます。

 

いつまでも、するする快適な使い心地を保つためには、調理面に傷をつけないことが肝心。

 

傷つけないために、お手入れも次のことを守りましょう。

 

 

  硬いスポンジでこすらない

 

そんなことするわけないでしょ。

 

と、99.9%の人が笑うと思います。

しかし、意外とやっちゃうんですよ、これが。

 

ソフト面とハード面が裏表になっているスポンジを使っている方は、要注意。

 

当然ですが、クレンザーを使って洗うもNGです。

 

研磨剤がコーティングを傷つけてしまうので、クリームタイプのものでも使わないようにしましょう。

 

ソースなどが、こびりついた時は、お湯で緩ませてから優しくこすってくださいね。

 

 

  保存容器として使わない

 

冒頭にも書きましたが、取っ手が取れて蓋つきだからといって、お皿代わりに使った上に保存容器としても使うのはだめですよ。

 

お料理がいつまでも入ったままだど、コーティングが劣化してしまいます。

 

それをさらに冷蔵庫で冷やしたりしたら…ガーン

 

取っ手が取れるタイプは、そのまま食卓にも出せますが、あくまでフライパンなのです。

 

当然ですが、料理を取り分ける時も、木製のスプーンやシリコン製のトングなどを使いましょう。

 

間違っても、焼き上げたステーキをフライパンの中で切るなんてしないでくださいね。

 

フライパンて丈夫そうなイメージがありますが、それは本体部分で、表面のコーティングは繊細なんです。

 

気持ちよくお料理するためにも、優しく使ってあげましょうね。

 

それだけナイーブなフレーバーストーン。

普段のお手入れはどうするの?

ということで、公式が推奨するお手入れ方法を紹介します。

 

 

  普段のお手入れは洗剤不要!?

 

フレーバーストーン公式によると、調理面はコーティングされているので、洗剤を使ったお手入れは基本不要だそうです。

 

これには、私もびっくり。

 

フライパンが冷めてから、ぬるま湯ですすいでキッチンペーパーなどで吹き上げれば十分とのこと。


さすがフレーバーストーン。爆  笑

 

とはいえ、ハンバーグやグラタンなど、油汚れが目立つ場合は中性洗剤で洗ってくださいね。

 

食洗器の使用OKですが、コーティングを長持ちさせるためには、頻繁に食洗器を使うのは控えた方が良いそうです。

 

 

  まとめ

 

娘のトンデモ発言から、フレーバーストーンのNG行動と、お手入れについて紹介しました。

 

分かっているけれど、うっかりやりがちなことですよね。

 

洗剤使わず、お湯で流してふき取るだけが、コーティングを長持ちさせる秘訣。

 

もう一度娘に、普段のお手入れから指導しなおします。

 

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