とりこになった中国家具
私をとりこにした中国家具。
中国家具とは? 分かりやすくまとめてみました。
※ここで取り扱う中国家具は基本的に中国の伝統的なデザインを施された物を言います。
アンティーク
主に明朝から清朝時代、中華民国時代に作られた物を言います。
但し、近代中国において内戦や戦争時に破損したり、外国に持ち出されたりしました。更に文化大革命の時に、骨董品が破棄されるようになりました。原型をとどめ、高級材を使用した厳密な意味での純粋なアンティークは非常に少なく、現在は中国国内からの輸出も禁止されております。これらの物は高さ40cmほどの腰掛椅子で40万元(約630万円)する物もあります。
一般的に中国アンティーク家具といわれるものは、保管状態のよい物を使えるように熟練した職人が修理した物を言います。保管状態の良い家具は年々減少してきており、またアンティーク品の修理技法に精通した職人も少なくなってきております。
中国家具を扱っているお店で、商品表記にての「産地」とは保管状態の良い家具を調達した場所です。全体的にまばらなのはひとつの地域での調達が非常に難しく、いろいろな場所を探して、信頼できるところから調達してきているからです。アンティーク品の修理技法に精通した職人探しも困難を極めます。
古木復元
築200年~300年の旧家を解体した際の柱や梁など丈夫な木を使用して作った物です。
その特徴は、長年耐え続け、「材料」としての木として慣れているため、丈夫である事や独特の木目をです。日本でも古木ブームですが、その悠久に思いをはせるだけではなく、機能的、鑑賞としても贅沢なものであることの証明だと思います。
一般的には楡が多いですが、それらの旧家解体は常に行われるわけではなく、柱や梁を入手したとしても、傷んでいる部分を取り除いて、質の高い部分だけを使用するので、一般の楡の木材より数倍の値段で取引されています。当社のリスト内の「年代」に「現代」とかかれた物はほとんど古木を使用しております。
リプロダクト
素材(材料)は現在の物を使い、中国風にデザインされた物です。
よく「中国風家具」とか「アンティーク調」と書いてある家具を見かけますが、ほとんどはこの類です。無垢の材料どころか合板(ベニヤ)で作成してある物が高値で売られている物もあります。
但し、リプロダクト品といっても高級な物もあります。紅木といわれる中国では高級といわれるカテゴリーの木材を使用し、乾燥から、作成まで、熟練職人が何ヶ月もかけて作り上げた物もございます。
最近では、中国の伝統的なデザインを現代的にアレンジした紅木家具(高級木材家具、唐木家具とも言う)がヨーロッパや中国の若い高所得者に人気があります。
中国家具の素材
当社の取り扱いっている家具は全て無垢の材料を使用しております。商品説明に「材質」を明記しておりますが、聞きなれない物もあるかと思います。
中国には紅木といわれる木材の最高級品のカテゴリーがあります。紅木と呼ばれるのは主に以下の木材です。
材質名
特徴
紫檀
最高級品。硬く、比重が高い。貴重性がある。若干赤みがかった色と、落ち着いた木目が特徴。大径木と小径木があるが、小径木はほぼ手に入らないほど、珍重されている。
黄花梨
日本ではあまり見られないが、中国では古来より家具に使われる木材としては最高級品とされていた。物によっては、紫檀よりも高級なものもある。耐久性に優れている。
黒檀
日本では有名な高級木材。比重が高く、水に沈むほどである。黒味がかった色が、高級感と落ち着きを感じさせる。非常に硬いため、切削難度が高く、彫刻を施すにはよほどの熟練が必要。
酸枝木
中国での代表的な高級材のひとつ。日本の「タガヤサン(鉄刀木)」に似ている。独特の粗い木目が特徴。
鶏翅木
紅木(中国高級材)の代表的な木材。木目が鳥の羽根のように見える事から、名づけられた。産出量が年々減少しており、貴重品としての価値も上がってきている。
花梨
日本での高級木材として使われる代表的なひとつ。木目が明瞭で、重量感があり、高級さを感じさせる。耐久性も高い。
※高級木材は、産地や樹齢、詳細な科目によって品質が異なります。
一般に日本の中国家具屋で扱われているアンティーク、古木復元物は楡を使ったものを多めになっています。楡の古木は紅木に近い風合いがあり、しっかりした生産工程(特に乾燥など)をすれば耐久力を持ちます。
楡
「欅」に木目が似ている。上記の紅木は重量があるが、比較的軽いので、取り扱い易い。
古木楡
築300~400年の民家等で使われていた柱や梁を使用。一般的な楡と違うのは、長年、木材として「慣れ」てきたものなので、耐久性、硬さがあり、木目も美しい。市場価値としては一般の楡材と比べると7~10倍の価値がある。
中国アンティーク家具の年代
アンティーク品のすばらしさは、そのもの自体がその時代の歴史を超えて現代に伝わる物であり、それに触れることで悠久の時を感じられることだと思います。また、その時代によって、デザインも変化し続けております。その家具の時代から数百年前の歴史の息吹や文化が伝わってくることもアンティークの醍醐味ではないでしょうか。
以上、中国家具入門知識というべきでしょうか、
機会がありましたら、続きをお話したいと思います。
中国家具とは? 分かりやすくまとめてみました。
※ここで取り扱う中国家具は基本的に中国の伝統的なデザインを施された物を言います。
アンティーク
主に明朝から清朝時代、中華民国時代に作られた物を言います。
但し、近代中国において内戦や戦争時に破損したり、外国に持ち出されたりしました。更に文化大革命の時に、骨董品が破棄されるようになりました。原型をとどめ、高級材を使用した厳密な意味での純粋なアンティークは非常に少なく、現在は中国国内からの輸出も禁止されております。これらの物は高さ40cmほどの腰掛椅子で40万元(約630万円)する物もあります。
一般的に中国アンティーク家具といわれるものは、保管状態のよい物を使えるように熟練した職人が修理した物を言います。保管状態の良い家具は年々減少してきており、またアンティーク品の修理技法に精通した職人も少なくなってきております。
中国家具を扱っているお店で、商品表記にての「産地」とは保管状態の良い家具を調達した場所です。全体的にまばらなのはひとつの地域での調達が非常に難しく、いろいろな場所を探して、信頼できるところから調達してきているからです。アンティーク品の修理技法に精通した職人探しも困難を極めます。
古木復元
築200年~300年の旧家を解体した際の柱や梁など丈夫な木を使用して作った物です。
その特徴は、長年耐え続け、「材料」としての木として慣れているため、丈夫である事や独特の木目をです。日本でも古木ブームですが、その悠久に思いをはせるだけではなく、機能的、鑑賞としても贅沢なものであることの証明だと思います。
一般的には楡が多いですが、それらの旧家解体は常に行われるわけではなく、柱や梁を入手したとしても、傷んでいる部分を取り除いて、質の高い部分だけを使用するので、一般の楡の木材より数倍の値段で取引されています。当社のリスト内の「年代」に「現代」とかかれた物はほとんど古木を使用しております。
リプロダクト
素材(材料)は現在の物を使い、中国風にデザインされた物です。
よく「中国風家具」とか「アンティーク調」と書いてある家具を見かけますが、ほとんどはこの類です。無垢の材料どころか合板(ベニヤ)で作成してある物が高値で売られている物もあります。
但し、リプロダクト品といっても高級な物もあります。紅木といわれる中国では高級といわれるカテゴリーの木材を使用し、乾燥から、作成まで、熟練職人が何ヶ月もかけて作り上げた物もございます。
最近では、中国の伝統的なデザインを現代的にアレンジした紅木家具(高級木材家具、唐木家具とも言う)がヨーロッパや中国の若い高所得者に人気があります。
中国家具の素材
当社の取り扱いっている家具は全て無垢の材料を使用しております。商品説明に「材質」を明記しておりますが、聞きなれない物もあるかと思います。
中国には紅木といわれる木材の最高級品のカテゴリーがあります。紅木と呼ばれるのは主に以下の木材です。
材質名
特徴
紫檀
最高級品。硬く、比重が高い。貴重性がある。若干赤みがかった色と、落ち着いた木目が特徴。大径木と小径木があるが、小径木はほぼ手に入らないほど、珍重されている。
黄花梨
日本ではあまり見られないが、中国では古来より家具に使われる木材としては最高級品とされていた。物によっては、紫檀よりも高級なものもある。耐久性に優れている。
黒檀
日本では有名な高級木材。比重が高く、水に沈むほどである。黒味がかった色が、高級感と落ち着きを感じさせる。非常に硬いため、切削難度が高く、彫刻を施すにはよほどの熟練が必要。
酸枝木
中国での代表的な高級材のひとつ。日本の「タガヤサン(鉄刀木)」に似ている。独特の粗い木目が特徴。
鶏翅木
紅木(中国高級材)の代表的な木材。木目が鳥の羽根のように見える事から、名づけられた。産出量が年々減少しており、貴重品としての価値も上がってきている。
花梨
日本での高級木材として使われる代表的なひとつ。木目が明瞭で、重量感があり、高級さを感じさせる。耐久性も高い。
※高級木材は、産地や樹齢、詳細な科目によって品質が異なります。
一般に日本の中国家具屋で扱われているアンティーク、古木復元物は楡を使ったものを多めになっています。楡の古木は紅木に近い風合いがあり、しっかりした生産工程(特に乾燥など)をすれば耐久力を持ちます。
楡
「欅」に木目が似ている。上記の紅木は重量があるが、比較的軽いので、取り扱い易い。
古木楡
築300~400年の民家等で使われていた柱や梁を使用。一般的な楡と違うのは、長年、木材として「慣れ」てきたものなので、耐久性、硬さがあり、木目も美しい。市場価値としては一般の楡材と比べると7~10倍の価値がある。
中国アンティーク家具の年代
アンティーク品のすばらしさは、そのもの自体がその時代の歴史を超えて現代に伝わる物であり、それに触れることで悠久の時を感じられることだと思います。また、その時代によって、デザインも変化し続けております。その家具の時代から数百年前の歴史の息吹や文化が伝わってくることもアンティークの醍醐味ではないでしょうか。
以上、中国家具入門知識というべきでしょうか、
機会がありましたら、続きをお話したいと思います。
