歯の治療がうまくいかず、歯科に対して不信感が募り、歯医者ジプシーになるヒト(歯医者を転々とするヒト)がいます。

そもそも、治療がうまくいかないのが、ジプシー化する一番の理由ですので、歯科医師の責任は極めて重いといわざるをえません。

ただ、現代医学をもってしても、すべての病気および症状やその治療法が解明・確立されているわけでもありません。

例え、大学病院に行っても、診断や治療が難しく、うまくいかない方はいます。

現代の病気は、ヒトを取り巻く生活や環境の多様化により、非常に複雑になっています。

これを、画一的な診断名や治療で、すべてを治癒に導くのは困難といえなくもありません。



一方で、歯科医院の運営は厳しく、少ない時間で多くの患者さんを診なけば成り立たなくなっています。

悩みの多い患者さんや、不信感の強い患者さんほど、問診や説明・治療に時間がかかり、歯科医師から敬遠されるようになります。

これが、歯医者ジプシーに拍車をかけることになっているのでしょう。


しかしながら、歯科医師には患者さんの健康を守る責務があります。

治療によって、患者さんが不利益を被らないようにするのは、歯科医師として最低限の務めです。

そのためにも、日々の治療技術の向上や人格の向上は欠かせません。


患者さんも歯科医師も、お互いの事情や状況を理解し合い、信頼関係を築くことが、歯医者ジプシーにならない最善の方法ではないでしょうか。


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