歯の2大疾患は虫歯と歯周病です。
この2大疾患を予防できれば、歯根破折や根尖病巣も防ぐことが出来ます。
歯科疾患の予防に欠かせないのが、正しいブラッシングの実践と定期的なプロフェッショナルケアです。
下記に、予防による残存歯数の違いを示します。
予防の取り組みが進んでいる歯科先進国のスウェーデンでは、80代になっても平均21本もの歯が残っているのです。
これに比べ、定期的に歯科医院で予防処置を受ける習慣のない日本人は、80代になるとわずか6.8本になってしまっています。
健康に対する国および国民の意識が明らかに異なるといえます。
歯科疾患を予防することで、全身疾患を減らすことが出来るとされます。
スウェーデンは社会福祉における国民負担率が突出して高い（高負担）といわれていますが、その代りに高福祉でもあるのです。
これに対し、日本は予防に対する意識の低さや深刻な財源問題により、予防における施策が明らかに立ち遅れており、高負担低福祉に邁進しています。
日本において、自分の健康は自分で守るほかありません。
是非、定期的な検診とPMTC（プロフェッショナル・クリーニング）を受け、健康で幸せな人生を送りましょう。
最後までお読みいただき、ありがちうございます。
