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今回も、ライオン株式会社が行なったオーラルケアの意識調査の第2弾です。

歯科医院への主な通院目的は、ヒトそれぞれだと思いますが、日本人の場合は「虫歯治療」が66.6%と最も多く、アメリカやスウェーデンでは「歯の健康診断」がそれぞれ64.5%、70.4%と最多になっています。

また、直近1年間の平均通院回数は、日本が4.6回なのに対し、アメリカでは2.6回、スウェーデン2.0回となっており、日本人は継続的な治療のために通院回数が多くなることが分かりました。

つまり、日本人は治療のために通院し、アメリカやスウェーデンでは主に予防のために歯科医院を利用しているのです。


定期検診では、歯石除去やPMTC(歯のクリーニング)を行い、バイオフィルムの機械的除去を行うことで、虫歯や歯周病の予防を行うことが出来ます。

もちろん、ブラッシングや食事の習慣などの、毎日のセルフケアが最も大事なのは言うまでもありません。

この正しいセルフケアと、歯科医院でのプロケアによって、歯と歯周組織、しいては全身の健康さえも左右するのです。

早期発見・早期治療という概念は、すでに時代錯誤と言わざるをえません。

日本も、これからは予防の時代です。

そして、自分や家族の健康を守るものは、自身の正しい理解です。

健康に生きることについて、共に理解を深めていきましょう。

歯科医院が、「癒しのトポス(場)」になり得れば、利用もしやすくなり、歯科疾患も歯源病も減るのではないでしょうか?


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