スイスに住んで気づいたことの一つは、夏にあちこちで野外のお祭りやフェスティバルが毎週開かれていることです。
そして意外にも「日本関連」のイベントも多いのです。
 

こうしたフェスティバルでは会場設営や運営を支えるボランティアを募集していることが多く、今回私は思い切って参加してみました。

 

応募したのは「Kiyo Festival」という、日本のアニメ好きのためのお祭り。


2023年にアニメ好きのスイス人が手作りで始めたそうで、今年で3年目。

すでに地域では知名度が上がっているようです。

会場づくりは本格的。


大きな広場に木組みで屋台を建て、シンボルの鳥居まで一から組み立てていきます。

準備には1週間もかかりました。すべてが「手作り感満載」で、ローカルの情熱を肌で感じました。

 

ボランティアの多くはアニメ好きの地元の若者たち。
日本人は私一人だけでした(笑)


皆とても自然体で、ちやほやされることもなく、黙々と一緒に作業。

日本語を勉強している人もいましたが、基本は英語でコミュニケーションしました。

 

アニメのTシャツを着ていたり、キャラのタトゥーを入れていたりと、本当にアニメが生活の一部になっていることを実感。
 

オーガナイザーに聞いたら、日本のお祭りをリサーチするために東京や大阪まで行って写真や動画を撮ってきたそうです。

 

イベント自体も大盛況でしたキラキラ
準備から関われたことで、ただ「参加する」だけでは見えないスイス人の日本文化への思いを感じられ、すごく良い学びの時間になりました。

(お祭りの様子はInstagram公式サイトでどうぞ♫)

 

(写真↓設置の様子です)