先日、とても心に残るドキュメンタリー映画を観ました。
きっかけは、日本人女性たちが集まるオンラインコミュニティで紹介されていたこと。
「すごく良いショートドキュメンタリーがあるよ」と教えてもらい、YouTubeで観てみることにしました。
タイトルは『小学校〜それは小さな社会〜』。
2025年6月現在、23分の短編バージョンがYouTubeで公開されています(長編はYoutubeでは予告編のみのようです)。
この映画、実はアカデミー賞のドキュメンタリー賞にもノミネートされた作品だそうで、世界的にも高く評価されているようです。
短編では、日本の公立小学校に通う1年生たちの日常が描かれています。
登下校、授業、給食、演奏会への練習の様子……。
ほんの数週間の記録にもかかわらず、その中に「私たちはどうやって“日本人”になっていくのか」という問いが静かに込められているように感じました。
協調性や空気を読むこと、自分の意見をどのように出すか。
“日本らしさ”は、学校という場でも少しずつ育まれていくのだなと考えさせられます。
私はこの短編を3回観ました。
毎回、新たな気づきがあり、自分自身の懐かしさと共に苦い思い出に重なる部分もありました。
日本の小学校に通ったことがある方なら、きっと何か感じるものがあるのではないかと思います。
この映画を紹介してくれたコミュニティの皆さんに感謝です。
もしご興味があれば、ぜひ一度観てみてください。