ノマド生活挑戦中の40代です。
定住していないので、各国をパートナーと旅をしながら回っています。
海や山など自然を訪れる機会も今年は多くあり、
「人間の幸せって何かな。。」
と今年はよく考えています。
週末に海で遊ぶ家族連れを眺めながら。
海でサーフィンするサーファーたちを眺めながら。
木に囲まれた家に住む友人の家で森を眺めながら。
緑の丘を一人でジョギングしながら。
どこも静か。
自然の音のみで、雑音が聞こえない。
広告がない。
音と広告に囲まれた日本の大都市の環境と比べる自分がいます。
東京は広告がいたるところに貼られ、耳からは電子音や広告音が常に入ってきます。
物に溢れ、情報に溢れています。
コンビニの光は眩しいし、電子公告もギラギラ街中に光っています。
私の生まれ育った街、仙台も同じようなものです。
その規模が小さいだけ。
訪れた大阪も東京と似ている環境でした。
昨年まで18年住んだシンガポールも、東京ほどではないですが、広告・物・情報に溢れているところは似ています。
電子音と眩しい光が少ないだけそれはちょっとはまし。
そしてグリーンシティで緑が多いところもプラスです。
少しネットで調べてみると、人工的な絶え間ない都市の刺激はストレスに影響しやすいと主張する記事や論文もいくつか検索で出てきました。
働くためには都市に住む必要がある。
でも、それが幸せな形とは限らない。
自然が多い場所に行けば幸福感は増すし、心も落ち着く。
でもそこで仕事をして生活していけるとは限らない。
家族がいれば子育てには自然がある環境が良さそう。
でもそれも現実的ではない。
子どもの教育には大都市にある学校の方が良いとされている。
でもコンクリートの建物に囲まれたエリートの学校が本当に子どもには良いことなのか。
人の幸せって何かな。
良い人生って何かな。
とぐるぐる考えを巡らせています。
幸せの形は人それぞれなので、自分が納得したバランスの取れたライフスタイル選ぶしかないですが。
都市に住んでもバランスを整えるように自然の中にも身を置きに行く努力も必要なのかなとも感じます。
大きな公園での静かな散歩やジョギング(音楽は聞かずに)。
電車に乗って海や山に行く。
できる範囲でバランス整えていく意識は必要なのかもしれない。と感じている最近です。