「人は概ね自分で思うほどには幸福でも不幸でもない。

 肝心なのは望んだり生きたりすることに飽きないこと」

だそうだ。

 

SFもののアニメ映画で聞いたセリフだけど、望むことには

飽きた。

 

というより自分に呆れている。

 

中身が空っぽだった自分へ種になるモノを詰め込みたくて

家を出たのに、人込みの渦へ目的のない航海をつづけ、

容赦なく交差する電車の突風に望みはねじられ引き千切

られ、電車中満杯になった携帯の電波に悪酔いして地元

へ帰ってきた。

 

いつもと変わらない窓の向こうの青空からすれば、人とも

カカシとも区別ない私と空の間に、夢と諦めほどの距離を

感じる。

 

あぁ、麗しのバレリーナでさえ、ジェット噴射が期待される

くぼんだ肩甲骨を備えているのに、一秒だってかざした指

先を空色に染められないんだ。

 

私の不甲斐なさを過去からかき集めても、並べてもいび

つなピースはため息ですすけてしまい、思い出の外枠に

上手くはめられないままだ。

 

幸、不幸を分かつのは生きている間に起こる心の動きだ。

 

壁は登ろうとする者の前にしか現れない。

 

壁?

 

どこに壁がある?

 

望み?

 

何を望む?

 

そもそも私の心は動いているのか?

 

そこまで考えて、寝言が始まる前に山本さんの手の

甲をつねって強引に起こした。

 

(´-`).。oO ○o。.
元整体師として、メディアにはない視点から健康・腰痛等にまつわる内容も書いてます。

若干、脱線事故もお見かけするか分かりませんが、本人も自覚しておりますからご容赦下さい(笑)

腰、首、頭痛。

男女の体の違いからとかも。
 
薬はほどほど、足はスタスタと歩けますように??
 
気になる方は