沈む夕日を悲しみながらさよならする時
さわやかな風がはらり
高台から見下ろす私の住む街
あの場所あたりにその暮しがあるはずだけど
ここからは大好きな人の顔も見えない
無気力な人のあとを追う必要もない
ブランコのきしむ音が風鈴のように
幸せの形を心にたずねた
いつかおとずれる
とか
見えないものだけど、今この瞬間
とか
結婚して子供と一緒に家族で暮らすこと
じゃなくて
風のようなものだと心は教えてくれた
目には見えないのに
体は感じ
耳が聴き
新しい空気が鼻腔をくぐる
両手を広げ
つかんだ風は
すぐに消える
でも、吸い込んだ風は
血をめぐり体にしみわたる
見えないし味も触感もない
なのに心地よく感じるほどの風
歩くとき、走る時、台風の時
海と山の匂い
あなたの香りを運ぶ風
さあ帰ろう
幸せは風のようだ
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