勉強と運動が密接な関係があることが、最近注目
されていることを教えて頂きました。
その会員様のお仕事は本を作る会社を経営しています。
作家の書いた原稿を編集したり、色々な企業家、
アスリートを取材して本にまとめる方です。
その内容が下記のような事と同じです。
ご参考にしてください。
【勉強と運動は表裏一体です。】
勉強と運動は、どうしても切り離して考えがちですが、
脳という観点からみると、両方とも脳力を高める方法
です。
勉強が忙しいから運動できないという人は、運動がいか
に脳力アップに関係しているか、いかに記憶力をアップ
させるかを知れば、毎日、運動したくてたまらなくなるの
ではないでしょうか。
両立できない・・・なんてことは言えなくなるはずです。
勉強に運動を取り入れると、以下のような効果が期待
できます。
運動後に勉強すれば、記憶力と集中力が高まります。
・運動しながら学習すれば、覚えやすくなる
・勉強してから運動すれば、ストレス解消、息抜きになる
・運動すると脳の血行がよくなり、脳の機能が
バージョンアップする
【運動してから勉強をする効果】
運動をすると脳が喜びます。ドーパミンが分泌され、
海馬からシータ波が発生します。
脳の血流も増します。そのほか手足からの刺激、全身の
筋肉からの刺激が、脳を活性化します。
この状態にしてから勉強に取り組むのと、そうでないのと
では、勉強効率が違ってきます。
集中力、記憶力、思考力、読解力、理解力が違うのです。
学校から帰るときに、ある程度歩く人は、それがそのまま
「勉強の準備運動」になります。
家についたら、そのまま机に向かえば、効果的な学習
ができます。
勉強というと、机にじっと座っているというイメージ
があります。
理解学習の場合は、それでもいいでしょう。
テキストや参考書を黙読するときは、何十分もじっと
そのままなわけです。
このように教科書を速読するときは、体からの刺激を
少なくしたほうが、文字情報が脳に入りやすくなります。
つまり腕とか足とかさすりながら学習するのではなく、
できるだけ負担のない姿勢を取るべきです。
このときは飴やガムなども、口に入れないほうがいい
でしょう。
視覚からの情報だけに絞って、味覚や触覚、聴覚から
の刺激を極力少なくすることが、速読による理解学習
のコツです。
しかし暗記学習のさいには、できるだけ体を動かした方が、
脳に入りやすくなります。
たとえば英語の単語や熟語、構文、歴史(日本史や世界史)
の年号や人名、そのほかの社会科(地理、倫理、政治・経済)、
理科(物理、化学、生物)といった暗記主体の科目の場合は、
部屋のなかを歩き回りながらの方が、記憶しやすくなります。
記憶をつかさどる部分に海馬がありますが、ここには
「場所細胞(場所ニューロン)」というものがあります。
場所を移動するたびに、海馬の特定箇所が活性化する
のです。
海馬のなかに地図があるようなものです。
このような特性から、海馬の様子をモニターするだけで、
その人を見なくても、いまどこにいるのかを当てることも
できるのです。
このように記憶は、運動や場所と密接にかかわっています
から、できるだけ記憶にかんする勉強は運動しながらの
ほうがいいわけです。
よく、歩きながら英単語を記憶している人がいますが、
これは脳科学からみれば、かなり有効な勉強方法です。
海馬からシータ波が発生しているからです。
歩くことが困難な場合は、立ったままでもOKです。
立ってるとはいえ、微妙にゆれていますし、足の筋肉が緊張
しているので、脳の血行はよくなります。
電車のなかでも立った方が、振動もあり、筋肉をつかうので
記憶しやすくなります。
座るときは、問題集を解いて、書いたりなどする場合だけに
しましょう。
ちなみに「貧乏ゆすり」は敬遠されがちですが、じつは
脳科学的にみると、記憶するさいには効果的です。
前述したように速読するさいの「理解学習」においては、貧乏
ゆすりは気が散る元ですが、暗記モノに取り組んでいる
ときには、とても有効な方法です。
【勉強後に運動する効果】
人間の集中力というものは、だいたい60分程度が限界
なので、休憩に息抜きを兼ねて運動をすれば、次の勉強
のための集中力や記憶力が復活してきます。
勉強によって脳は活性化されますが、運動によっても
脳は刺激されます。
勉強とは、また別のルートによって脳が活性化される
わけですね。
そのため休憩時に運動をすれば、勉強で使う脳の部分を
休ませることにつながるのです。
勉強後は、とくに腰や首、背すじ、足の骨や筋肉が
硬直していますから、ストレッチによって、ゆっくりとほぐ
してやるとよいでしょう。
部活しなければ、家でも運動をまったくしない人は、
脳の運動領域が使われていない状態。
勉強も運動も両立している人は、全脳を使っている
ので、運動しない人は「脳力」という点で劣ってしまい
ます。
以上のように勉強と運動は、密接に関係しています。
切り離して考えることが間違いなのです。
いい点数をとりたいなら、ぜひ運動を勉強に取り入れ
ましょう!
運動ですから、体を動かすことは、すべて該当します。
堅苦しく考える必要はありません。通学の途中の歩きも
運動ですし、足の裏を刺激する「青竹踏み」や、「咀嚼」
も運動です。
顎を動かすことは、脳にとって、かなりの刺激になります。
理解学習のさいは邪魔な動きですが、記憶学習のさい
には、ガムをかみながら暗記するというのも有効です。
勉強と運動の連動・・・これこそ勉強法の秘訣ともいえる
のです。