お茶閑話休題お茶

今日は日曜日ですね、本日は、回遊せずほんだ歯科にいます。

口臭症治療を学ばれている先生達の5回目の研修日です。

対面セミナーは、少数精鋭で4人の先生しか、受け入れていません。

朝から、夕方までスパルタ教育です。

5回目になると、実際のカルテを使用した、治療シミュレーション(模擬治療)を行います。

毎回、テストから開始です。

テスト(筆記試験に口頭試問)に不合格になれば、たくさんの課題を出すので、皆さん必死です。

話は変わりますが、ここしばらく、谷村新司さんはじめ、同世代スターの訃報が相次ぎました。

もんたよしのりさんも、亡くなられましたね。

 

もんたさんも、くだんの私の隠れ家でもあるJAZZ喫茶の常連さんでした。

 

さらに、今週は、私の教え子(私よりひとつ年下ですが)で古参の先生が、9月にお会いした時は、ずいぶん元気にされていたのに、突然訃報が舞い込みショックを受けました。

その先生も数年前に、消化器系のがんを克服されていたのですが、新たに治療に行かれたところ、薬物のアナフィラキシーショックによる突然死でした。

まさかの、突然死ですが、これって、無常の風が吹くということでしょうか?

私も20年前に出家して、いまだに、煩悩を断ち切れない雲水ですが、仏教では「無常の風」は死を意味し、死は風のようなもので、目に見えず、どこに誰に吹くかもしれないという教えがあります。

親鸞聖人は、9歳の時に出家されたのですが、その時に詠まれた句があります。

明日ありと 思う心の 仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかは

(明日もきっと見られるだろうと思っていた桜は、嵐によって夜のうちにすべて散ってしまっていた。明日があるという保証はどこにあるのだろうか)

9歳にして無常を知るとかすごいですね。

しみじみ、諸行無常を感じる一週間でした。

今夜は、満月です(珍しく部分月食が見えるそうです)

秋の夜長をお楽しみください。