【閑話休題】
本日は東京でセミナーです。
先週の日曜は、ソウル、その前の日曜は札幌、その前の日曜はマニラと毎日曜ごとに回遊生活です。
ガン治療(免疫療法)を一か月ごと受けつつも、がんとも仲良く共存して、元気に活動できていることはありがたいですね。
最近、青春時代に活躍していた星人の訃報が続きました。
特に、青春時代に接点のあった、谷村新司さんの訃報はショックでした。
若い時期に、共有できた素敵な時があったからです。
まだ子供のころ、一世を風靡したテレビドラマ「てなもんや三度笠」で藤田まことさんのコンビでブレイクした「ピアノ売ってちょ~う~だい」の財津一郎さんの訃報もショックでした。
財津一郎さんの「●●してチョーだい」というギャグをまねて、学校に行くとみんなまねしていました。
藤田まことさんも、白木みのるさんも。ずいぶん前に鬼門に入られ、残る財津一郎さんもお亡くなりになられ、私たちが熱中した昭和の星人達は、どんどん消えていっています。
谷村さんは、私には「昴(すばる)」でしたが・・・
青春時代に熱狂した加山雄三さんや、吉田拓郎さんも引退で・・
百恵ちゃんはブラックホールで
もう、コンサートでお目にかかることもないでしょう。安室ちゃんは少し期待していますが(笑)
寂しい限りで‥次は・・なんて考えてしまいます。
日曜日にセミナーが終わると、翌月曜日は休暇を取り、1年以上延び延びになっていた、ゴルフ仲間の先生と、弟とゴルフを予定しています。
このメンバーで回るのは人生で最後かもしれないと思って行きます。
というのも、私はガンサバイバーと言っても、いまは、普通以上の活発な生活ができています(多分このメンバーでは一番元気)が、弟は引退し人工透析中で、元気なのは、透析をした翌日くらいです。
もう一人の先生は、最近、歯科を引退され重度の糖尿病で、視力も低下し、ついこの間、脳梗塞で入院されいましたが退院されたばかりで、その先生の奥さんのみが健康という4人組。
したがって、3人の体調がマッチして、かつ、私が東京に出張の時という条件でしか会えないメンバーなのです。
すっと元気な時代はいつも会えましたが・・
このような状態になると、常に毎回の出会いが、これが、最後になるかもしれない
という感じで、若いころと違って、一刻一刻を味わうように大切な時間が流れます。
若いときは、「またね!」て感じなんですが、「またね!」と約束できないからなんです。
でも、それはそれで、味があって、生きていることを共に時間を一緒に過ごすありがたさを実感できる幸せや感謝を感じるのです。
そんなことは若いときは感じることがなかったですから。
いつか人間は死にますが、死を意識して初めて生きるという実感があるんだなぁと思う今日この頃です。
ふと、昔 若いときに映画で見た、ポニー&クライドの実話をモデルにした「俺たちに明日はない」という若い強盗カップルの物語を思い出すことがあります。
「明日がない」という覚悟は、良きにつけ悪しきにつけ、とにかく強く生きる!という実感を持つんだなと思います。
だから、若い人は、未来があると思わず「明日がない」と常に自己暗示すれば、充実した人生やチャレンジができるのではないかと思います。
明日があると思うから、今日は無駄にしてもいいと思うのかもです。
ひょっとすると、災害や不慮の事故で、実は明日がない若い人も、この瞬間、いっぱいるのです。実は明日はあってないようなものかもしれないのです。
「どうしようもない」と思っている無気力な時は、「俺たちに明日はない」と自己暗示をかけると、生きていることを実感し、もがきながらも、今を必死で乗り切れると思います。
なぜなら、私達には、本当に統計学的に残された時間がないので、もう失敗が許されないのですが、若い人は失敗しても再チャレンジする時間がある確率が高いからです。
さて、本日は4年ぶりの再会コンペ、スコアはどうなるかな?