今日はNMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド(レジュジーン))の製品を選ぶ基準、摂取方法、安全性、有効摂取濃度、注意点、接種しないでも、同じ効果を得る方法など、先日(5月)開催されたNMN研究の第一人者であるワシントン大学医学部発生生物学部門の医学部の今井眞一郎教授の講演会の講義お内容から最新の情報をお届けします。なるべく専門用語を避けてわかりやすく解説します。

●どのような製品が安全で有効かの見極め

NMN製剤は、医薬品ではないので、治療・予防を目的とした医院専用品と、サプリメントとして一般用としても、格安のものが氾濫しています。

一般用は、宣伝を見るとどれも、有効そうに見えます。一般用を選択する場合、何が大切なのかを見極めるとが重要です。

最も安全で、有効性があるのは医院用としては限定販売される医療用の NMN 製剤です。

●純度が重要

サプリメントに含まれる NMNの純度 が重要だそうです。

 

今井先生たちは、一般販売されている、代表的な国産(SK,OK)アメリカ製(SA)、香港製(GH)の成分分析を行われました。

結果は以下の通りでした。

概ね、純度は問題なさそうでした。

 

確かな、分析機関による結果が示されていることを確認してください。

では、純度が高いものは全て安全かと言うと、そうではありません。

●高純度でも、生体に存在しない化学物質の不純物がある製品は危険

現在製造工程で、化学合成した安価なものも多く出回っています。

 

製造工程の中で、人体内には存在しない合成化学物質が含まれることがあり、注意が必要です。 連用による想定できないリスクがあるそうです。

香港製(GH)にはかなり含まれてる事がわかります。

原産地は非常に重要で、安いものには原材料が中国製(香港製)がかなりありますので、注意が必要です。




●NMNの摂取の方法の注意


今井先生は、摂取方法について日本の臨床医は認識不足があると警告されていました。

一般的にクリニックでよく行われる点滴は安全性の保証がないそうです。

そればかりか、点滴の場合は次のようなリスクがあるそうです。



NMN点滴では、高濃度のNMNが血中に入るために、NADを分解する酵素(SARM1)が活性化して、逆にNADが減少して遺伝子に突然変異をもたらし、運動神経麻痺(ALS)を引き起こすリスクがあるそうです。

どうしても点滴を行う場合は、必ず、サイクリックADPリボースを測定して NADを分解する酵素活性をチェックしながら行うとが重要ということでした。

実際に点滴受けた人の中で、遺伝子変異が起こり運動神経麻痺(ALS)を発症した臨床報告もあるそうです。

一方、経口投与(サプリとして飲む)場合はもしも過剰に摂取したとしても、腸管での吸収は一定以上は吸収できなくなる機能があるそうで、安全性も以前の研究で確認されています。

水素吸引も同じですが、水素点滴は、私は以前から過剰に水素濃度が高くなって、かえって免疫に関連する酵素を還元してしまうリスクを指摘していました。実際に治療目的行われる過去の臨床報告例では点滴法は行われていないのです。すなわちエビデンスもありません。

ほんだ歯科での水素療法も、安全な吸引法とサプリによる腸管内発生療法を行っています。

もしも、現在NMN 点滴を受けている人で 手足のしびれを感じることがあれば、直ちに中止したほうがいいということでした。

 

実際過去の動物実験や人の臨床試験でも NMNは経口投与されています。

●有効な一日摂取量について

一日あたり  NMN量にして 250㎎が有効だそうです。

人に対する臨床試験で、一日朝夕2回 250㎎ 摂取での有効事例の臨床報告がありました。

たくさん飲みすぎても腸では、過剰な分は吸収されませんので、この容量を覚えておられるといいでしょう。
 

 

●NMNサプリを取らなくても、同様の効果を得る DIY

NMN サプリを取らなくても同様の効果を得る方法が紹介されました。
 


それは、運動前(朝食)を高カロリーにすることと、運動を行うことだそうです。


この2つで、体内のNADが作られるそうです。
表のサーカディアンリズムは体内時計。自律神経系のリズムで、要するに規則正しい生活リズムの確立です。
 

 

 

ちなみに、今井先生の朝食は下矢印だそうです。




朝から、ディナーの感じですね。ステーキとかすごいですね。

そういえば、大正・昭和・平成・令和と4つの時代を生き、99歳の天寿を全うされた作家瀬戸内寂聴さん も、朝食からステーキを食べておられたことを思い出します。

●実際の使用感(個人的感想)

私自身今年の1月から摂取しています。手のひらにあって気になっていた脂漏性角化症(老人性イボ)が4つありましたが、3ヶ月で3つが消失し、一番大きいのが6ヶ月後に消失しました。


また、左目の下にもありましたが、消失しました。


あと、気力(今井先生の報告ではモチベーション)が向上したのと、目のかすみ・飛蚊症が消失しました。

7年ぶりにお会いした人から「先生、若返りました?」と聞かれて、少し喜んでいます。爆  笑

皮膚のターンオーバーが約一ヶ月なので、皮膚への変化が患者さんも実感されることが多いようです。特に40代以上の女性で、シミなどの消失が多いです。(中高年の女性には美容効果も期待できそうです。)

なお、40代未満ではNMNは、実感しにくく変化が少ないそうです。老化がそれほど進行しておらず若いからだそうです。

●結論として、安全で確かな NMNサプリメントは医療用に調整されているクリニックでの購入が安心できるのではないかと思います。


ほんだ歯科では、歯科先制医療部門では、学会から要請を受け製薬会社で作られた純度の高い(99.9%濃度)の医療用NMN製剤(レジュジーン)を提供しています。

価格は1ヶ月分60錠 1錠あたり(NMN量 150 ㎎) 18,000円(税込み)です。

問い合わせは、06-6720-7244 ほんだ歯科まで

 

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2022年10月2日(日)
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