お茶閑話休題お茶

めったにないのですが、土曜の昼からと、日曜日がお休みです。爆  笑

普段は、土日はほぼ学会や、出張などですが、久しぶりにお休みです。
たまっているデスクワークを消化しないといけないのですが笑い泣き


忙中閑ありということで、日本美術院の第78回春の院展に行ってきました。

心斎橋のPARCO GALLERY/SPACE14で、日本美術院の日本美術院第78回春の院展が開催されています。
 

知り合いの画家から招待券をいただいてたので、無料で楽しめました。

 

入場料は一般で800円です。

 

日本美術院のトップであり、現代日本画壇を代表する作家たち(同人)の出展もあり見ごたえは十分です。

300点余りが展示され、2時間ほど過ごしました。

なんと写真撮影自由で、撮りまくりました。ウインク

春季展賞・郁夫賞の受賞作品斉藤博康氏の「想―北端―」でした。


ないだ海と浮かぶ島々、延びる道を夕日が照らしています。

刻々と変化する夕焼け空は、複数の色を重ねて描かれ暖色中心の画面から穏やかな秋の空気が伝わってきます。

道沿いにはススキとハマヒルガオの花。粒子の細かい岩絵の具を薄く丹念に塗り重ねており、ベールをかけたように淡く、郷愁を感じさせる素晴らしい作品でした。

 

外務大臣賞・奨励賞のダブル受賞作品須田 健文氏の「サンサーラ」でした


冬の廃工場に雪がシンシンと降っています。

 

終わりを迎えるはずなのに、木漏れ日が燦燦(さんさん)と廃車に差し込み、なぜか新しい何かに生まれ変わるように感じる作品でした。

個人的に気になった作品を紹介します。
 

奨励賞受賞作品:三浦 愛子氏 book fin(本のひれ)



一冊の本を読み終わった少女・・・まだ物語の中にいるのでしょうか?
現実に戻りつつあるのか、余韻にふけるアンニュイな雰囲気が伝わってきました。
本のひれと題された意味が分かります。少女の表情がいいですね。
 

 

最後に私が一番気に入った作品を紹介します。

奨励賞受賞作品で岩谷 晃太氏作「Sound of a kiln(窯の音)」

 

焼成された色とりどりの陶器と、無骨なレンガの窯の姿がリアルに描かれ、窯の余熱や匂いまで漂うようで、暖かく見ているだけで癒される作品でした。
部屋に飾りたい作品ですね。


普段忙しくあわただしく過ぎる日々に、ほっとできる2時間でした。

なかなか、実物をまじかで見れる機会はありませんので、心斎橋大丸に行かれたら、パルコの14F展示場にお立ち寄りください。

美しいものを見た後は、きっと心も豊かになります。

そして腹が減ります。

帰りは、PARCO 13Fの台湾料理店「點心甜心」で夕食。


点心食べ放題もありましたが、たくさん食べれないので「台湾ご飯セット」を食べることに。

リーズナブルでおすすめです。

 



私は、殻付きあさりセットを注文、さらにサービスでサッパリした中国茶にレモンとオレンジの輪切りと、マンゴが入ったドリンクが付きますから、ドリンクバーはいらないです。
ラーメンは、あさりがいっぱい入っていて、細麺にあっさりとしたスープがおいしかったです。小籠包にさらにデザートもついていてお得な一品でした。



二人合わせても2900円くらいだったのですが、3000円使わないと駐車料金が無料にならないので、翌朝のクロアッサンを買って3000円を少し超え、駐車場も無料クリアできました。

ダッシュで駐車場に向かったら5分オーバーでしたが、無料でしたチョキ

楽しい日曜日をお過ごしください ウインク