唾液は語る ①プロローグ 一般人は唾液が命では、唾液は生死に関わるほど重要であることを説明しました。
口臭を語る上で、最も重要なのは唾液です。
口臭だけでなく唾液にいろいろな情報が隠されています。
最近では、PCRも唾液で行うようになりましたね!血液とほぼ同じ程の情報が隠されています。
唾液は命にも関わるのである意味血液を同格と言っても間違いはないと思います。
なぜなら、口臭というニオイのガス(気体)は、液体である唾液から蒸発(揮発)したものだからです。
ほんだ式口臭治療法における診断では唾液の検査が一番多いのは、口臭を決定づけるのは唾液が全てだからです。
口臭が起こる最大の理由は、発生源である唾液の状態に依存しています。
これがわかれば、口臭の無臭化はすぐにでもできるのです。
唾液からどうしてニオイがこるのか
①唾液の中のニオイ物質となるような汚染したものが溶けているから。
A : 口や喉の、鼻などの膿や出血などの炎症産物・・・・膿臭い、血なまぐさい臭気を発生させます。
B : 舌や頬粘膜の新陳代謝した細胞などの有機物
C : 口腔内の常在する微生物群・または病的微生物
D : 残留した飲食物残渣に含まれる、または消化酵素(アミラーゼ)や微生物によって
分解されてできた、酸やアミノ酸等の化学物質
②唾液の流れ
液体(唾液)が流れると気体(ガス=気体=口臭)が揮発しにくくなります。
以上から、検査では、唾液の質の検査、唾液の流れに影響を与える原因の検査が必要で、無臭にするには唾液のニオイ物質を除去すること、常に流れを確保することで理論的には無臭になります。
このようにして検査や治療方法が考案されていくのです。