HONDAです

20年に渡り、誰にでもある口臭を、一瞬で完全に無臭にする方法(オーラルデオドラント)について研究すると同時に臨床に応用してきました。

 

日本は、無臭大国で、世界でも有数のデオドラント技術を誇りますチョキ

トイレのニオイ、部屋のニオイ、洗濯物のニオイ、靴のニオイ、生理用品のニオイ、おしめのニオイ、スポーツウエアーのニオイなど・・・何でもかんでも無臭化(デオドラント)してきましたキラキラ

しかし、口臭に対する無臭化技術は殆ど行われてこなかったのですニヤリ

口臭発生メカニズムの難しさのためだと思いますが・・ひたすら口腔内細菌を殺菌してミントなどのニオイでマスキングするという方法が一般的で、その効果時間は短いし、無臭とは程遠いのが現実です酔っ払い

日本のオーラルケアメーカーは、お口の菌を殺菌して歯周病をコントロールするというシナリオ一辺倒で、殺菌剤といろいろな化学物質で口の中を洗浄するというのが主流です。
大半は、洗剤メーカーなので洗剤技術(合成界面活性剤)を並行してきました。

この手法では、殺菌剤や化学物質を口に含むので、すぐに洗い流し吐き出す必要があり効果は一時的です。もちろん消臭物質を入れたとしても効果は一時的にしか過ぎません。

効果を上げるためにはより殺菌作用の強い製剤を使用しますが、安全性とは相反してしまう結果になり口腔内ケア精神の消費量は世界一なのに、歯周病率は先進国では底辺で国民病と言われる始末で、口臭の酷さに至っては世界中から揶揄される始末です。

私が企業や大学よ一緒に開発してきた口臭の無臭化技術ですが、口臭発生の最大の原因が嫌気性菌の活動に有り、また唾液の環境によって激変するためにいろいろな方法を組み合わせています。

概要は次のような感じです。

1.一番大切なのは唾液中の溶存酸素をコントロールすること。

2.口腔内細菌を殺菌するのではなく安全に静菌的にコントロールすること。

3.口臭ガスを発生させる微生物の活動を抑止する、唾液の自体のpHをコントロールすること

4.唾液中の有機化合物(不良タンパク質)を除去すること

 

5.口腔内細菌叢をコントロールする(善玉菌の移植)

 

6.歯科的・耳鼻科的炎症をコントロールする

これらの方法を組み合わせることで、瞬時でかつ長期の無臭化を実現しています。

しかし、無臭化と、患者の実感の間には複雑な問題があります。
 

 

ドイツの生理学者・解剖学者エルンスト・ウェーバー(1795-1878)は1834年に重さの感覚についての実験を行い、1つの結果を導き出しました。

その法則が「ウェーバーの法則」で、嗅覚にも当てはまるのです。

 


引用:情報空間クラブ

 

嗅覚は、臭気ガス濃度に比例して、距離の2乗に反比例していきます。

嗅覚だけでなく、我々の5感は非常に、曖昧なことがわかります。

もし、臭気ガスを最初の濃度から99%除去して1%濃度にしたとしても、嗅覚レベルとしてニオイが半分しか減っていないと感じてしまうことです。

人間の感覚は不思議です。たとえば、嫌な臭いのする部屋に閉じ込められたとします。窓を開けて臭い成分の量を99%除去したとしても、私たちは「やっぱりまだ臭う」と感じます。

したがって、患者の実感としてはいかに客観的に無臭化を測っても実感しにくいという特性があります。


したがって患者さんの無臭になたっという実感を獲得するには、本当にガス濃度を人間に認知できる閾値以下にコントロールすることが重要になります。

つまり完全無臭を行わない限りは、患者は、少しでも臭気があれば、たとえ第3者が感じることができない濃度であっても、無臭になったとは実感できないのです。

 

一度極限のオーラルデオドラントを経験していてください!

感じたことのない口腔内の感覚を実感されるはずです!

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