監督が韓国人だったので、今回は韓国映画として感想書きます。
まず最初に思ったのが、
予 告 詐 欺 。
確かに予告に一瞬だけ殺伐シーン映ってたけど、余りにも一瞬すぎて気にしてなかった。
てっきり前半の眠い展開ずっと続いて最後ハッピーエンドだと思ってた。そう、ヒロインがパリに行くまではね
後半は(ぶっちゃけ前半も)人もペットもばったばった倒れていってあれ…私は仮面ライダーを見に来たのだろうか…
前半
ちっちゃい頃がプロローグ、大人になってからの時間が本編って感じでした。ちっちゃい頃にもっと時間を割くと思ってたのでちょっとびっくりした。
葛西臨海公園でWデートしてたところが個人的ベストシーンで、ここが全ての(眠気も気持ちも)ピークでした。
そこからヒロインがパリに行って、帰ってきて後半
私はヤクザ映画を見に来たのか?昼ドラを見に来たのか?
前半とは全く違う雰囲気だった。ヒロインが婚約者ともめて婚約者がヤーさんにひかれるところから後半始まった感なんだけど、人がばったばった死ぬ!婚約者が死ぬ!ペットは毒殺されかける!ヒロインは失明ですんだけど主人公は死ぬ!仮面ライダーかよ!!!(本日二回目)
全体の流れとしては色々すっ飛ばしてるけどこんな感じ。
キャラ設定と結末だけなら最高に好みだけど、過程はめちゃくちゃだから正直言って微妙。
主人公刺されたところで吹き出した観客いたけど、まぁ気持ちは分かる。私も頭に疑問符浮かんだから。
ここからキャラや個々の演技についてのお話。
主人公(映画ではテオ)が周りに流されてた感がある、と思ったが、心優しいから何でも引き受けてしまうだけなんや…私が冷たいだけなんや…
チャンソンモーションは上手いと思った。表情の作り方は下手。喋りは韓国語母国語なのでノーカン。演技は他の主人公の平均より上(上手いとは言っていない)。
ヒロイン(深雪)はなかなかのキチガイ。理由は分かるけど、それにしても行動や言動が突飛。いきなり初対面(ではないがそれに近しい)の人に(自分に許嫁がいるにも関わらず)結婚しようとか言い出す。会って4日目で抱いてとか言い出す。色々凄い。後半は拉致られて空気になりがち。(小説読めば分かるが、拉致ではない)
目が見えない演技はうまかったと思う。
主人公の片腕静香。嫉妬にかられて色々しすぎ。コイツヤバイ。元々私を愛してたとか言うけどそこの描写がないから自分にとってはなんだコイツ…としか思えなかったし、主人公もそう思ってるようにしか見えなかった。
前述の通りチャンソンは表情作りが下手なので表情から真偽が分からなかったのが残念。(映画内の言動や小説から静香の事は仕事仲間としか思ってなかったし、小説では困惑している様子も見られる。)
主人公パパ。映画では現役&院長。このキャラの挙動に矛盾は見られなかった。満に対する対応も、自分の誕生会の時まできっちりやってたので、挙動に矛盾が見られない数少ないキャラ。
私ドラマとか見始めたの最近なので分からんけど、上手いからベテランさんかと思ってる。(wiki先生に聞いたところ、やはりベテランさんでした。引退するかもとの事なので残念。)
主人公の友人鳴海。鳴海も余りキャラぶれはなかったかな。ちょっと女好きなお医者さんで、でも人としてちゃんとしているから好感持てるキャラ。でも親に吠えてやる!って言うところは微妙でしたまぁそれは演出の好みのお話なんですけど。
久保田さあああああああん!!!!!久保田さんは喋りがすらすらで聞き取りやすく、安心して見ていられる。それもあってか鳴海の好印象オーラが凄い出てる。
モブ?(一応武田という名前がある)かとーの!!!かとーの!!!!!!!!!かとーのめっちゃ声出るのな!!!うちチェイスしか知らんからボソボソのイメージだったゾ!声を荒らげて激高するかとーの良かった。でもテオに宥められてすっと落ち着くのはさすがに違和感だったので、段々落ち着いていく感じにするといいと思いました(なんだお前)
僕の本命満ちゃん!うっすい!!!!!!!!!
満は、前半主人公に金せびるし、誕生会でも親には迷惑かけないから兄に面倒見てもらうとか言っちゃうホントクズみたいな奴だったんだけど、後半は兄に協力する普通にいい奴感出てた。が、そりゃねえよと思ってしまった。前半の満ちゃんなら協力しないで金せびってた!!!!!!!
(小説では満の心境がより細かに描かれている為、後半の行動にも納得が行く…と思ったけど私なら金づるの為に自分の身を危険に晒したくないので、やっぱりおかしい。映画と小説の満のキャラに違いが出てしまった事と、心理描写の不足により後半の行動に違和感が出てしまったと思われる)
まさかまた不良役をやってるとは思いませんでしたうっすい。うっすい最近やさぐれてるの?(私が見た作品が少ないだけです)
冴木(なぞの転校生)からぐぐっと成長して、余り素は見られませんでした。喋りもぼそぼそと喋るのではなくはきはきと喋っていたので演技で萎える事は無かったです。但し、二箇所程何言ってるか分からないところが有ったので滑舌ホント頑張って欲しい。滑舌って改善しにくいんだけどね、頑張って欲しい。
ボロボロになって帰ってくる時は本当に痛そうで、やっぱ舞台やると演技力もつくんだなぁとしみじみ。本当に痛そうで内心ニヤニヤ。超満足。
1年半で上手くなったねうっすい…(´ω`*)
取り敢えずキャラや演技に関してはこんな感じです。個人的に好きなキャラは茶髪の看護師さんです。元気っ子最高。
満君は養ってあげるからうちにおいで(おまわりさんこいつです)
演出に対しての突っ込みや全体のまとめ
1時間半でまとめるには内容が多すぎてお話が飛び飛びになってた感じ。
静香にさく時間が少なすぎて何故愛されていると思ったのか、何故ヒロインを刺すに至ったのかという心理描写が十分に書かれておらず、ヒステリーを起こしているようにしか見えなかった。静香に関わらずキャラぶれをしている子(満)や突飛な行動を取る子(ヒロイン)が多く、あまり感情移入出来ないのも厳しい。
キャラだけでなくお話も飛び飛びだから何故ヤクザがいきなり出てきたのか、主人公を殴る必要は…(あったか。殺そうとしてたし。)…ってとこも理解に苦しむ。どうせなら最初にフラグを立てて欲しかった(うち料理屋やってるけど最近不景気であまり~など。そんな事人に話す人いないからこれも微妙だな)。(ここは小説がそうだったので監督悪くない)
甘いのと苦いのがきっぱり分かれすぎててお話として成り立ってない感じがある。ショートストーリーとしては有りなんじゃないかな。
良かったところは、テオがどこで深雪を思い出したかを最後(走馬灯)で示してくれたところかな…ぶっちゃけ言うと最初にちゃんと分かるように表情やセリフで表してくれよ頼む!!
お話は全体的に微妙。俳優さんの個々魅力や演技力はちゃんと出せてるのにストーリー構成で全て台無しにしてしまった感があります。
評価
演出:5
構成:3
演技:6
総合:4.5
(全て10点満点)
割とドラマで時間をたっぷりとってやったらどうなるか気になるところがあるので、キャスト違ってもいいからドラマ作っておねがい
小説斜め読みした後に思ったこと
元から突飛なところ多かったので演出さん監督さん悪くないです。
てかテオって留学生なの?てっきり兄貴って呼ばれてるから兄弟かと…
おまけ
うっすいを大画面で見れたってとこで僕の目標は達成されたんだけど、さすがにそれだけで1500円は高すぎるのでちゃんと感想出してる。最近はうっすいとか特撮俳優さんに釣られて映画見て評論する。割と自分の糧にもなってるからうっすいには感謝しかないしピアフは行く予定だしうすどこ待ってます