ノスタルジツアー神奈川公演/二丁魁② | quarters

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いろんなライブの記録。二丁目の魁カミングアウト・きのホ。・ONIGAWARA・ RAG FAIR・ズボンドズボンなど。

ネガポジヤッターーーー!!!ミキさんこれ入れるのか。ネガポジいまだに歌詞の説明や制作秘話などがまったく明かされていないので、正直セトリとしてめちゃくちゃ「わかる!」とは思ってないんですが、とにかくだてちゃんはネガポジのメロディーが好き🥰 歌詞はあんまり共感できないけど🥰


で、さ〜〜〜!!『囁きでも届く人がいる』たまんなかった。


囁きでも がほんとに囁き、いや囁きってほどは弱くはないんだけど、一対一で耳を澄ませて聞き取るような距離感のやさしい歌い方して、♪届く人がいる でガッと手を差し伸べて力強く『!!!』ってエクスクラメーションマーク付く。ウッッッッワ!やられた!!!!って卒倒しそうになった。♪囁きでも のあまやかしのまま最後までいくと思うじゃん!!!待って、思い出して泣きそう!!!!ぺいちゃんこそ “届けられる” 側のひとで、「全部拾う」と豪語していたいつかいつかの昔を思い出した。



「わたしの『好き』なんてただの壁打ちで、誰かに届けるには弱すぎるな」とひとりごちた何日かあとに、「壁打ちじゃないよ。大丈夫、あたしが打ってる」と抱きしめてくれた。これもう4年くらい前なんですけど一生覚えてる。

「これからも届けてほしい」って言うから「そんなんもういいよ、届かなくなるくらい大きくなってよ」って言い返したらふたりして半泣きになった日とか。



なんかもう走馬灯みたいだったな……

特典会で「よかった!」って伝えたら「!!?そう!そこ超よかったよね!?!」って手応えありそうでかわいかった。


あと♪ちゃんとこの地球に立ってる どう考えても過去イチ

『地球』でバッ!!と右腕を振り下ろした。なんて表せばいいんだろうな、感情があふれて体が勝手に動いたみたいだった。頭で考えて制御してない、ぺいちゃんのいまこの瞬間の衝動を目の当たりにすると泣きそうになる。まあ泣いてないんですけど……(恒例)


かっこよかったなあ。ネガちゃんに押しつぶされそうにもなる、けして万能のヒーローではないけれど、推し” としてステージに立ち続ける強さをわたしは今日もまた信じさせてもらえた。大感謝です。



そんで三原色入れるのかミキ!!!!ヤッターーーー!!!!!ぺいちゃん2A(来い!!)」ってすげえ目で睨みつけて煽ってくる。キャーー推しメンかっこいい〜〜〜!!!


落ちサビのファインダー見えないのだけは死んでも嫌で、人の邪魔にならないようにステージがまともに見える最後方に下がった。物理的に目に見える範囲だけがすべてだと思われてるとも思わないけれど、必死に執着しててかっこわるいな。必死だったから次の隕石の記憶が本当に無い。やってた……よね……(そこから)




.:*・゜🌟 𖤐´-🌙



ミキさん残して3人掃け。ミ「あたしだけ化粧直しできない……今みんなお化粧直してる。今まで3回ともあたしが一番先に一番おっきい鏡取ってたから仕返しされてる。...あ、いた!紅!メイク直していいんだよ!!ぺいちゃんも来た。みんな見てくれてる」下袖でみんな見守ってたみたい。嬉しくて照れてる大きいネコチャン。愛されてるね。



ミキさんからのお手紙。「Dear 生まれ育った町、神奈川」から。今日も今日とて正確な言い回しは覚えられてなのでニュアンスです。


───今も大好きな街です。友だちとコスモワールドで遊んでたら終電逃して朝まで遊んだり、好きな人に『観覧車乗って』って頼んだら断られたり、、、笑って!!😠「『お願いもう一回だけ乗って!』って縋ったら次の日から着信拒否されたり。色んな思い出があります。


いつの時代もやばかったね。小学校もやばかった。中学校もやばかった。高校もやばかった。そのあともやばかった。『思い返すとヤバかった』とかじゃなくて、当時からヤバいと思ってました自分でも。

親や友だちにたくさん迷惑をかけてきた。だからこの街を出たかった。でも『歌うことを仕事にしたい』って夢はずっと変わらなかったね。


気づいたのは、私は一つ夢を叶えたらまた違う夢ができて、そうやってずっと満足しないから、いつでも前を向いて進めるんだと思います。


あと何回この街に帰って来れるのかなって考えます。次に帰ってくるときはもっと自分に自信を持って、もっと愛される自分になって帰ってきたいな。───────




そんなお手紙でした。すみませんほんとにニュアンスです。「『思い返すとやばかった』じゃなくて当時からやばいと思ってた」で笑っちゃった。ミキさんって本当に聡明な人だ。こんな文章なかなか書けないよ。





メンバー出てきて『ノスタルジスターKANAGAWA』。


すみません全貌ぜんぜんわからん!!ステージの1/3が見えねえから!!場所選びのセンスが無かった自己責任です。悔しい。

音はキラキラでマジカルでスターライトなパレードだった。みなとみらいの夜景や遊園地のイメージなのかな。


ラスト♪ふと立ち寄った「あの場所は」♪今ではなくて「僕は気づいた」って3人とミキさんが交互に歌う。3人の声がちかちか瞬いていて、クリスマスのイルミネーションみたいだなあと思った。


ファインダーの振り付けがあったのが印象的だったけどどこたったっけな。ぺいふでくれが一人ずつミキさんに触れそうで触れないというか、手を差し伸べようとするけれど躊躇う3人って感じがした。いつだってミキさんの周りにはミキさんを想って気に掛ける人がいたのに、それを『一人で生きていける』と跳ね除けてきた10代や20代前半だったのかなと想像する。


ノス東京では『雑踏の中ですれ違う人たち/せわしない東京での生活でいっときだけ人生が交差する人たち』みたいな場面があって、それと似ているなあとも思った。同じ時代を別々の土地で生きるミキさんとぺいちゃん、それぞれの『孤独』。



神奈川ver.の歌詞は、歌い出しでミキさんが感極まってしまって2小節分くらい歌詞はわからなかった。でもすぐに立て直して、後半はちゃんとわたしも耳で聞いて頭の中で歌詞を文章として噛み締めることができた。


お母さんのことをこうしてまた歌詞に残せるのって、めちゃくちゃな親孝行だ。


わたしの中でこのツアーは『故郷と向き合うこと』と同じくらい『家族と向き合うこと』が大きなテーマだと東京からずっと一貫して感じていたから、ファイナルでこういう風に着地というか昇華というか、ミキさんなりの気持ちの置き所を見つけたんだなと思えたことが嬉しかった。この1フレーズが『ノスタルジスター』へのアンサーソングになってたんだね。


メンバーがそれぞれ、ひとりひとつ、『ノスタルジスター○○』という宝物を作れたことがこのツアーの大きな意義だったのだと思います。宝箱を開いて、またいつか見せてもらえたら嬉しい。



最後の方でミキさんが右隣のぺいちゃんの手首を軽く握って一瞬で離した。これこういう振りだった?次の振りをフライングしたのかなと思ったけどそんなことはなくて、ミキさんがただぺいちゃんに触れたくなったから触れた、ように見えた。俺がカプ厨だから幻覚を見ていたのかもしれない。本当のことはきっと一生分からないな。



ミキさんフィーチャーノスKANAGAWAだったけど、この4人だから完成するアレンジだった。それはここまでの3つのバージョンどれもそうなんだけど、神奈川がひときわ。




曲終わり、ぺ「すごいよかったよ!!!」ミ「でも悔しいい!」ぺ「わかるよその気持ち()」ミ「あ、あんたも泣いて歌えなかった」

10年選手のジジババちゃんが泣いて歌えなくて、3年目のふでくれちゃんが泣かずに歌いきるの、このバランス感がいまの二丁目の魁カミングアウトなんだなーーー!!!大の字になっちまう。心強い若者たちだねえジジババちゃん。


「あたしを笑顔にさせてくれるのはあんた(おなカマ)たちなんだよ!」みたいなことミキさん言ってくれた。わたしは性格が悪いから言葉の裏を詮索して『悲しませるのもオタクだけど、』って捉えてしまう。双方ネガティブな感情を一切抱くことなく応援したりされたり、ってことはなかなか難しいことかもしれないけれど、せめて悲しくなる日の10000倍ミキさんが笑顔でいられる日があったらいいなと思います。




栄「リーダーじゃない小さいミキさんが見えるみたいで、ミキさんが笑顔なだけで嬉しくなる」ぺ「ほんとにそう!」ほんとにそう!!!!!って顔してるぺいさん。ミキティー𝑩 𝑰 𝑮 𝑳 𝑶 𝑽 𝑬がわかりやすすぎる。


二丁魁の曲ってミキさんが生みの親で、そのミキさんを産んだのがこの神奈川だから、今日は曲自体のルーツをいつも以上に感じられて嬉しい、みたいなお話もくれちゃんがしてくれました。わたしの解釈合ってる?



あと二丁目の皆さんにお願いなんですが、今後ベイホでMCするときはあと3歩でいいから前に出てきてくれるとたぶん『見える』お客さんが20人くらい増える。こちらからメンバーが見えない、つまり向こうの視界にも入ってないことで、この会話の受け取り対象から自分は外れてるんだなと実感しそうになるのが辛いよ〜ん😂ぺいちゃんからはわたしは居なかったことになってるんだろうな。(悲劇のヒロインぶる前に見えるとこに移動しな〜❕❕❕)(それな〜❕❕❕)




ラストスパート。アンハッピーバースデー。5月の周年ぶりかな。久しぶり。

イントロ末でミキ()・ぺい()・ふで()・くれ()の縦1になって、ぺいちゃんとふでが顔を見合わせる。1A入♪生まれた でふでが ふわっ て笑って、わたしからぺいちゃんの表情はこれっぽっちも見えてないのに、きっとぺいちゃんが良い顔をしていたんだなあとわかる。わたしはこういう場面が本当に好きでなあ……後ろ向いてるぺいちゃんと目が合ったメンバーが嬉しそうに笑う瞬間。新宿ReNYの魁バンドの話一生しちゃう…………


C後半でミキさんと向かい合うぺいちゃんもそれはまあ嬉しそうな顔してんの。あんた……よかったねえ……自分以外の、他人が幸せそうにしていることが幸せだと思えるのって全然当たり前じゃないよ、愛だよ……愛を知ったぺいにゃ…………


ふで落ちサビめちゃくちゃ良かった。あまりに良すぎて思わずケチャした。ツアーファイナルという大きな物語はあるけど、ふでにとっては『重ねていく歳』の前の最後のライブなんだ、って聴きながら思った。今日はミキさんフィーチャーライブだけど、このときはふでが間違いなく主人公だった。

そっからバトンを受けて物語を引き継ぐミキさんも良かった。世代を越えていくような壮大さだった。



そんでここでワンスか〜!!!ミキさんの歴史というより、二丁魁の歴史の曲を選ぶのがやっぱりミキさんらしい。ああ、でも二丁魁の歴史こそミキさんの人生そのものなんだよな。


イントロ円フォーメーションのこっちから見て右手前で決めポーズするぺいちゃんが舌ペロでいたずらっぽい顔したのが可愛くて可愛くて可愛くてたまんなかった。舌が左口端にちろっと出てんの、これほとんどの人からはたぶん見えなくて、わたしの段上ド見切れの角度だからわかった。お客さんに見せる用じゃなくてメンバーにしか見せないのに、こんな楽しそうに笑うんだよゥチの推しメン。みんな知っててよ!


サビ♪欲張りさえも/いらない の前出てくるステップの軽さがいつも好きだったのを思い出した。なんの頓着もなく踏み出してくる一歩。


2A気づけば自分の芝生さえ 後ろのくれちゃん見るぺいさんめちゃくちゃ笑ってて、なんでかわかんない、ああやっぱりちゃんと正面からステージの出来事を全部見ていたかったなあと後悔した。


落ちサビ♪でも大丈夫 でぺいちゃんが隣のミキさんを見る表情がすごかった。絶対的な信頼と、安心と、愛だった。




今までの3公演はたぶんノス〇〇+2曲だったけど、今日はもう1曲ありそうな気がして、てかあの曲をやらないわけがなくて、って思ったら青春イントロ来た瞬間の「ッア~~~~~~~~~~!!!!」って感覚わかる!?わかるね!!わかるでしょうみんな!!


いつもほぼ95%で「踊るよ!」ってぺいちゃんがしょっぱな合いの手入れるとこなんも言わないから、胸がいっぱいで声出ないのかと思った。ら、「……ラストォォォ!!『青春は何度でもやり直せるなんて、嘘だーーーー』!!!」ってめちゃくちゃ溜めて叫んだ。


青春時代を過ごした “あの場所は今ではなくて” だったりするけど、だからこそやり直すのではなくて目の前の人の心に焼き付くものなのだとこのツアーはずっと伝え続けてくれてたと思うから、ぺいちゃんもツアーファイナル、ラスト1曲の万感を込めて叫んだんだろうなと思います。大好きタイトルコール大賞。


サビか間奏か忘れたけど、ぺいちゃん合いの手「おかえり跳ぶよ!」だったのかわいかったな。




そんなこんなで終演です。ことさら長引かせることもなく潔く、晴れやかに終わった。


メンバーが掃けて、お客さんからは4公演で初めてのアンコールが掛かりました。

少ししたらほてほてと歩いて下袖から4人戻ってきてくれた。



ぺ「アンコールしたくなっちゃうよね!!」ぺいちゃんニッコニコ!!子どもみたい!!

ミ「ほんとに何にも用意してなくて、新曲も新衣装もないんですけど()」ぺ「あたしもう(衣装のトップスの)ホック取っちゃってた()


そういえばなんの告知ごともなかったなってここで気づいた。『1stシングル発売 2023Summer Coming Soon!!!』は……(集団幻覚)



じゃあ最後1曲、ってなって、ぺ「ミキさんの歌いたい曲で」ミ「え、いいの?なに……(音源の準備)があるかとかあるじゃん……じゃあ4人で『カエルのうた』歌いたい……」それーーーー!!!!!!それしかなくない!?!!ぺ「さんせー!!大賛成!!」\オレモー/


栄「今度は4回跳ばなくて良いですね()」ミ「もう歳だから😕




ボーナストラックのカエル。ほんまに死角エリアだから周囲に人がいなくて、もうやけくそでステージ真横0列目相当から見てた。真横0列目はメンバーが前際まで出てきてくれるととてもよく見えるからオススメ😉


なんも覚えてないけどちゃんと楽しかった。『カエルは走馬灯ソング』と常々言ってるけど、このツアーの総括として最高の大団円でした。




もっかいご挨拶しておしまい。袖前で最後に残ったミキさんが「めちゃくちゃ幸せでした!ありがとうございました!」って叫んでくれた。見えてないけど、いい顔をしていたんだろうなと思います。声音だけでわかる。




◇◇◇◇◇


じっ、と目を合わせて真剣な顔するからなにかと思ったら、「…………今日、あたしパフォ良かったよね!?」はい!そうですね!

こんなドエモツアーのファイナルでも推しメンは相変わらず手応えパフォの話がしたくてたまらないようで、「とりあえず一回エモやっとかん??」の気持ちもなくはないんですが、「感想戦特典会が一番ええ」って常々言ってるのもそう、俺だ──────


剥がされながら「今度(今日の良かったとこ)言う!いっぱいある!」って次回予告されて、よっぽど自信があるステージングができたんだなあと思った。次回は次回の話もしたいからもうLINEとかで箇条書きにして送ってほしい。(繋がり出禁)

わたしは今日その手応えのいくつを見逃したんだろうな。





『綺麗 ゆえに消える美しさよ』のツアーだった。映像化されるわけでもなく、いまのところセトリも魁ライブも上がらず、見た人の記憶の中にしか残らない。(全員分のセトリはめちゃくちゃ欲しいです……)




この一瞬を永遠に残すことはできない。

でも、わたしはわたしの方法で記憶を書き留めて、10年後100年後にも残るように悪あがきを続けていきます。


むかし、ミキさんはわたしのことを「全部覚えててくれる。記憶の倉庫。倉庫さん」って賽子さんとおんなじイントネーションで呼んでくれた。『全部覚えておくから』って、一緒に言い続けていようね。




東京・沖縄・北海道・神奈川、どの公演も大切な思い出になりました。

ノスタルジツアー、無事完走おめでとうございました!!!!




(ツアーファイナル後に考えたノスタルジツアーMAEBASHIセトリがコメント欄にあるよ🗻)