ノスタルジツアー沖縄公演/二丁魁② | quarters

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いろんなライブの記録。二丁目の魁カミングアウト・きのホ。・ONIGAWARA・ RAG FAIR・ズボンドズボンなど。

後半戦はやめとまから。タイトルコールがめっちゃかっこよかった!ドームコンやるアーティストが一番有名どころの曲やるときみたいな「行くぞ行くぞ!!」感。

1サビ終わりくれちゃんの「イェーーーイ!!」に乗っかったぺいちゃんの1-2煽り「イェーーイ!!」の尺が面白かった。オタク誰もわからんよ。

〆ポーズの後ろ向く直前の凛々しい顔大好き。



耳すま2サビ、指で右側のくれちゃんを示すぺいさん。



若者サビミキくれかっこよかった



ダンサバイントロの縦1、逆光で真っ暗になって表情なんて一切見えない。それがめっっっっちゃ良かった。シルエットの縁どりが金色に滲む。今日のわたしの中の照明大賞ここです。千手観音になるとこ息呑んだ。


1-2間奏、紅「俺たちはめちゃくちゃ楽しいよー!!」ってくれちゃんが叫んだ。二丁魁に加入して、くれちゃんが『俺』という一人称を使ったのをわたしは初めて聞きました。『僕』と『俺』、どっちがより日が太郎ちゃんなのかはどうでもいいっていうか一人称がどうであれ、とは思っているけれど、きっと沖縄だからこそステージの上に出てきた『俺』がとても愛おしいな。これはわたしの感じ方だから、もしかしたら寂しくなってる人もいるのかもしれないけど。


C前間奏の女王様煽り、ぺ「うちの紅そんなんじゃ満足しないよ!!」


そんでCさ〜!♪気分は自分次第〜 でぺいちゃんがもたれるようにくれちゃんを横目で見たんですけど、こんな愛おしそうな顔する!!?ダンサバでこんな表情見たことないよ!!!『今日絶っっ対忘れたくないぺいクレちゃんポイント』その3です。



青春。1Aとか1サビ入りとか顔を振る仕草が多くて、たぶん汗で顔に髪の毛が張り付いたのを払いたかったのかなと思うんだけど、それが無性に好きでした。前髪がおでこでの形になってんのかわちだった。

もっともっともっと色んなことを思ったのに忘れてしまったな。



Good As Yesterday。歌い出しぺいちゃん涙声で音ぶれた。けど頑張った!歌詞ぜんぶちゃんとわかる。

Cねえこの長すぎる〜 ルンルン弾みじゃないけど、穏やかで軽やかで花が綻ぶよう。



そっ閉じ。これで青春・G.A.Y・そっ閉じの3部作だったんだって気づく。


(青い春とはふと気がついたら)」オフマイクでぺいちゃんも歌った。♪やるせなさが残る で右手につられて上がる視線、目がキラキラしていて綺麗だった。段上の距離でもわかる。


2Bたまらずくれちゃんにケチャしたけど、きっと同じようなくれ推し以外のお客さんたくさんいて、『すべてを照らしたいんだ』って歌ってくれるくれちゃんこそがたくさんのおなカマから照らされてる、光の反射のような光景だった。


2サビ終わり、気づいたらミキさん泣いてた。きっとぺいちゃんはすぐ気づいたろうから、誰かが泣くと笑うぺいちゃんらしく今日はぺいちゃん泣かないかな〜って思ったけど、そんなことはまったくなく、ラスサビほとんど泣きながらだった。意地を張った子どもみたいな顔をする。ウーーーー大好きだ


ガチゲイ口上、オタクは鬼の形相で必死に叫んでるけど、ぺいちゃんはいとおしくてたまらなそうな顔をして聞いてくれてた。見れてないけどたぶんミキふでくれもだったんだと思います。




🌊🌊🌊🌊🌊


3人はまた掃け。


紅「みんなの『愛してる』と、表情と、ダンス、全部届きました!」



ぺいちゃんと同じく『元気にしてます、昔の自分へ』から始まるくれちゃんからのお手紙。



───この場所でたくさんの愛をもらって育ったね。それは今もだよ。

『離れてから気づくありがたさ』みたいな言葉は好きじゃなかったけれど、今はわかります。いつも見ていた海の綺麗さ。隣のおばあからサーターアンダギーおすそ分けしてもらったね。○○のお囃子の音が聞こえて、走って見に行ったよね。



このおばあの話のとき、イントネーションが方言強めになっていたのが可愛かった。



──高校生の僕、ありがとう。あの時東京に出ると決めてくれたから今の僕がいます。もちろん違う道を選んでいても幸せだったと思うけど、



二丁目の魁カミングアウトになって本当に幸せ と、そんな話をしてくれました。

最後に生声で「沖縄、大好きだよーーーー

!!」って叫んでくれた。


「────元気にしてます、昔の自分へ』」


お手紙の読み終わりと、BGMのノスインストの終わりがぴったりだった。キネマのぺいちゃんもだったから合わせてるのかな。





メンバー戻ってきて、今日だけの1曲。『ノスタルジスターOKINAWA』。この会場なぜかオケ音量がものすごくでかくて、最初の波の音にびっくりした。でも逆にそれで『ノスタルジスターOKINAWA』の中に浸り込んだ感覚になったから良かったのかも。


波そのものだったり(あるある♪時の〜 にちょっと似てた)、クロール、平泳ぎで泳ぐ様。両手で水を力強く掻いて、その推進力で前へ前へ進む。眩しい太陽に手をかざす振り付け。キン、と鳴る高い高い鍵盤の音。本当にこの場所のためだけに作られたノスだ。


ノスタルジスターTOKYOと同じように、1メロは全フレーズくれちゃん主メロで、元々の歌唱メンバーがハモ入れる構成っぽかったんですが、1Aぺいちゃん自パートでハモいった!?ってびっくりした……え、わからない、アカペラとかコーラスとかぼくよくわからないので違ったらごめん……2メロはくれちゃんがハモだったかも。


アレンジでこんなに変わるんだ〜ってあらためて新鮮だった。前にミキさん4曲それぞれアレンジャーさん変えてるような言い方してたけど、全公演終わったら誰にお願いしたのか絶対教えてほしい。



歌詞を変えたラスサビ、


『忘れない 眩しすぎる太陽の下ひとり

強くいると決心して振り返りはしなかった

優しさも 強ささえ この場所で覚えた

いつか誰も悲しまないように願って

遠くからこの島へ歌うよ

大丈夫だよ』




『大丈夫だよ』はさぁ……泣いてしまうよね……ハピデも勇者なでなでも手紙もこらえたのに、ここが今日イチ来た。


歌詞全部ちゃんと聞き取れた。それがどんなにどんなにどんなにすごいことなのか、わたしにもわかる。

『強ささえ』という歌詞ではっとした。ぺいちゃんが勇者で『強さは目には見えない』をあんなにもぐっと気持ちを込めて歌ったのはくれちゃんの『強さ』を思い浮かべていたのかもしれない。ミキさんが書き留めた『強さ』が具体的になんなのかはわからない。ただ『さえ』の言い方で、綺麗なだけじゃない生々しさや泥臭さのようなものをわたしは感じた。たとえば何かを捨てる覚悟のような。いつもニコニコと、自分のことよりも周りの人が心地よくいることを優先している日が紅の『優しさ』だけではなくて、表には見せない険しさや厳しさや勇気をぺいちゃんは歌っていたんじゃないのかなあ。深読みしすぎかな。




歌い終わって、ほっとしたのかそこで声が詰まるくらいくれちゃん泣いてしまった。

ぺ「すごいよ!泣かずに歌えてえらいよ!!紅らしいなあと思った」ぺいちゃんもほぼ泣きでくれちゃんを称えた。


あーーーーー、どんな気持ちだったんだろう。歌えなかった自分のときと比べたかな。今日のくれちゃんは本当にすごい。でも泣いて歌えなかったぺいちゃんが偉くないわけでもない。けど、「泣かずに歌えてえらいよ!!」っていつかぺいちゃんも言われてほしい。オタクごときが何様だよって思うけど、一回でいいからわたしも言いたい。ぺいにゃむにゃむとしてステージに立つ自負や努力が飽きるほど報われてほしい。



紅「絶対に言わないようなことが歌詞になってて、、、、」ってもう一度変わった部分を口ずさんでくれた。『言わない』っていうのは “日が紅ぽくない” ではなくて、隠して誰にも見せようとしてこなかった” こと。「ミキさんは見透かしてくれて」って泣きながら。



ぺ「すごいよかったよー」

お姉ちゃんのあまあまな言い方。『よー』がiの口っぽい発音なの、にーって笑う口で言うから。わたしの今日いちばん大切にゃむにゃむはここでした。



栄「色んなところを通るたびに『あっ〇〇!』『あっ××!』みたいに教えてくれて、紅に連れてきてもらったなあ〜ってことを伝えたいですね。紅の欠片を集めたようなライブ」


わたしは普段ぺいちゃんのキャスしか文字起こししないんですが、この前のふでちゃスでの言い回しがものすごく好きで、はじめてぺいキャス以外の文字起こしした⬇️



───紅の中だけにある記憶じゃないけど、そういう風なもののかけらを集めて、その、集めたピースがひとつの絵になるような瞬間、みたいなライブが見れるんじゃないかと思うので楽しみにしていてください。



くれちゃんのピースをただ嵌めて完成するパズルではなくて、それを地にして4人で見たことない絵を描いてくれたようなライブだったよ。



ミ「……全然()聞いてなくてごめんね😢」ぺ「左に同じく!」紅「ちょっとお!」


ミ「いいライブっていうか、素敵なライブだったね!!」さすが天才作詞家ミキ、本当に本当にそれ。





ここからラストスパート。


紅「『でも』って言葉を繰り返してここまで来ました」


BAKADEMO AHODEMO。イントロのブーンでまた逆光になる。ぺいちゃん顔上げるの早かったけど、それでも横14人の金色のシルエットがすごく綺麗だった。

Cも良かったなあ。ぺいちゃんもきっと声出た!って実感あったのではないかなと思います。




紅「ラスト!『シワの数だけ被GAY妄想』!」ああくれちゃんはこれを最後に選んだのか。泣いても笑っても自由に楽しんで、でも最後は笑って終わる曲。予告通り!これだ〜!


ワンダーコアじゃんけん、あいこあいこから遅出しのズルで勝ったからぺいちゃん自発的に詫び腹筋しようとしたけどミキさんが始めたから「(え、やった!)」って目丸くしてひっぱり役に回るぺいちゃん。ミキさんの腹筋は逆によくそんな浅くできるなってくらい浅くてオモロかった。


平等〜 両手でくれちゃん示し🫴



紅♪わたしもあんたもそれなりに ぺ「クラップ!」

栄♪アイドルもオタクもそれなりに ぺ「笑顔で!!」


のぺいちゃんの合いの手たまんなかったなあ。『最後は笑顔で』って、くれちゃんの作りたいステージをぺいさんも汲んで、汲んでというか同じ気持ちで、ぺいちゃんの意志で叫んだ。


そんで「これたんだでも!!」だよ!!ミキさんがここメロディーとは違う風に叫ぶのは時折あるんだけど、ぺいちゃんがこーゆーことするのはめずらしい。溢れだ〜。最後の最後、もうこれで終わりだから出し尽くす!!の沖縄大団円の一言だった。ぺいちゃんのそんな衝動がわたしは大好きで嬉しくて堪らない。



これを書いているのは労働・労働からのフリーゲイ・労働からのフリーゲイを挟んだ木曜日なのでもう終わり方とか覚えてない。最後までくれちゃんがステージに残ってニコニコ手を振っていてくれたのだけ忘れない。







特典会、先にくれ2Sを撮ってからぺい2Sだったのですが、囲みもぺい2Sの間もくれちゃんがずーーーっとお話してくれた。いつもは遠慮してすぐぺいさんと話させようとしてくれるのに、こんなことは本当に初めてでした。

だから今日の特典会はわたしもぺいちゃんもほぼ声を発してないんだけど、それすら大切すぎる記憶だ。




外出たら雨上がりで、桜坂セントラルの屋根の壁(なんていうの?)が濡れてキラキラ光ってた。こんななんでもない些細な光すらできるだけ長く忘れないでいたい。







前回の沖縄ですごくすごく印象に残ってるのが、カバーでくれちゃんが島人ぬ宝を歌ってくれたあと、ぺいさんが「東京に出てきて、帰りたいなあと思ったこともあると思うの。でもこうやって “仕事” で帰ってこれて、えらいなあすごいなあって、思った、んです、、、、 」って泣きながらひっくい声で言ったこと。


今回もまた “仕事” として、前回よりも大きな責任と覚悟を携えて沖縄に帰ってきた日が紅が本当にかっこいいし、そんなくれちゃんを擁するグループを応援できていることを誇らしく思います。




沖縄楽しかったな!12日だったけど美味しいものも食べられた!綺麗な景色をたくさん見た。オタクは勝手に来ただけだけど、でも連れてきてくれてありがとう。


そんで次週は北海道なの情緒も余韻も記憶もめちゃくちゃなんだけど、とにかく元気に行って元気に帰ってることを目標に!

『モンスターツアー』折り返し、楽しもうねー!!!



🌺おわり🌺