筆村栄心生誕祭2022(day5)/二丁魁② | quarters

quarters

いろんなライブの記録。二丁目の魁カミングアウト・きのホ。・ONIGAWARA・ RAG FAIR・ズボンドズボンなど。

ライブに戻ります。やめすこふで歌い出しで一斉に点った空色の光を見たぺいちゃんのまあ嬉しそうなこと!ぺいちゃんはふでより後ろにいるから、ふでの背中越しにフロアの景色が見えたのが堪らなかったのだろうなあ。♪未来も〜 で舌ペロとはいわないけど、んぱ、って唇を湿らせた。その一瞬をなぜかすごくすごく鮮明に覚えています。


羊の群れは〜 ミキさんと顔を見合わせて笑う。ふたり同じ気持ちなんだろうなってことをふたりしてわかってる表情。


ずっと微笑みにゃむだったけど、2サビ終わりに少し泣きそうに見えた。たとえば『そしていつか』もっと力を込めてこぶしを効かせるように歌う日もあるけれど、今日はふわりと注がれる音を浴びているようだった。優しいやめすこでした。



ぺ「『三原色カタルシス』ゥ!!!」ヤッターーーーー!!!!!


ふでのサビの手バンバンの圧がすげえ。♪ひとつ(諦めないの高音でミキさんがちらっとわたしの斜め後ろのミキ推し見たのわかった。

2Aくれちゃんいつもと全然ニュアンス違って、こういう明度の高い歌い方も好きでした。今日らしい。

2サビ♪青く光る優しさで〜 普段からふでくれ顔見合せてるところだけど、なんかいつも微妙に噛み合ってないような印象もあって、でも今日はめちゃくちゃはまった!同期ー!


やめとま落ちサビのくれパートをふでちょが歌ったから、三原色のジャンプもふでちょだけになるかなと思った。ミキさんお休みのときはぺいちゃんだけで跳んだし、前4人体制でもぺいちゃんひとりだけのパフォだったから。


でもぺいちゃんは立ち上がったふでちょに「(行くぞ!)」って目線送って舌舐めずりして、助走こそ少しズレたけど呼吸を合わせて打点を揃えた。ふたりして1cmでも高く!って示し合わせるように。


たぶん今日200人超お客さん入ってたけど、『今日いちばん印象的だったところ』でここ挙げるオタクわたし以外にいる!?居たら仲良くしてほしい!ぺいちゃん好戦的な、ほんとに「(行くぞ!)」って目だったんだよ。ふでを主役にするための『跳ばない』選択肢だって全然アリだったのに、ぺいちゃんは一緒に跳ぶことを選んだ。だから好きなんだよ!!!もうジャンプ自体よりもその選択にうわーー!!ってなって、そのあとずっと両手で口押さえながら涙目で見てた。



からのひふみよ。一発目の「ひ、ふ、み、よ!」のトーンが高い。イントロ最初のレの音だけでわたしは体が固まってしまうようになって、今日も今日とて動けなくなった。けど、すぐにいつもとの空気の違いがわかった。いつもの切り裂かれるような、ヒリヒリと肺が痛くなるひふみよじゃない、今日は息がしやすい。超めずらしく振りコピできた。たぶん3回目くらい。


2Aナイフとか ミキさんわたしの斜め後ろのミキ推し()


落ちサビぺいパートはふでちょに!ここか!

ぺいちゃんはふでのポジションになって、口が半開きになってすごく集中した顔つきだった。ふでちょを見たいのはもちろんなんだけど、ぺいちゃんから0.1秒だって目が離せない。口半開きなのぺいちゃん初披露とかで緊張と集中してるときの癖で、久しぶりに見た。賽子初披露とブクガの十六歳カバーでこの顔してた話一生しちゃうんですけど。


そもそもここぺいちゃん以外のパフォを見たことがなかったから、ぺいちゃんがふでの振り付けしてるのがものすごい衝撃で、心臓が早鐘と化した。え、この振り付け意味わかんないけど良いねミキ……

そういうこと でぺいちゃんがふでの肩に手を置いて、ふでぺいターンで場所が入れ替わる。おもしれー!

ラスサビぺいちゃんのキック荒くて高くて重くて強かった。好き。

(アーカイブを見たらラスサビ♪たったひとつ のふでが大嵐ですごかった)



アンハピ。1Aミキパート♪わかるような気もしてたんだ でぺいちゃん目を伏せて薄く下唇を食んだ。17曲もやってて、よくこんな誰も気づかないようなこと気づいて覚えてんなって自分でも感心するんだけど、逡巡とためらいの色が匂い立つようですごく印象的でした。


落ちサビでふでちょの声が詰まった。それを見るぺいちゃんがほんとに「いとおしい」って顔してる。ふでは歌えなくて悔しかっただろうなあ。でもそのあとの縦1の秒針の腕がまっすぐ綺麗で、切り替えて気持ちをしゃんと建て直したように見えた。ラスサビ、ひとり相手に説くようにぺいちゃん歌う。


アンハピもうレア曲だけど、だからこそアウトロの11カウントを見るのちっとも慣れずに、毎回洗いざらしの気持ちで誇らしくなる。ぺいちゃんはどうですか?




生誕5days4回目の青春。イントロ末の「(ぱっ!👆)」のぺいちゃん破裂音の口と一緒に笑顔が弾けててマジでハッピーイエローサンシャインちゃんだった。

1サビ今日もぺいちゃんの合いの手はオフマイクで、「(一緒に!👏👏おめでと!👏👏)」って、なんかすごく今更だけど歌詞がはっきり届くようにの配慮なのかな〜と思った。合いの手無いとさみしいけど。アウトロは「ふでちょが!👏👏大好き!👏👏


青春はやり直すものじゃなく〜 ぺいちゃん下手お立ち台に乗った。今日ぺいちゃんお立ち台全然使わなくて、乗ったとしても一瞬とかだったから、1フレーズ丸々っていうのは青春のここだけでした。頭にくっつきそうなところに星の飾りが掛かってて、月桂樹の冠みたいだった。オリンピックのメダリストとかが頭に被ってるローマっぽい葉っぱの冠。神話の中の女神様のようで、それがきらきらの星なんだからもうそんなの信仰でしかない。




ホモサピ。曲始まった瞬間からすーーごい良かった!とりわけイントロの両腕広げた瞬間、あまりにも美しくて胸がいっぱいになる。いやもう、、、綺麗だとしか言えない、、、、、

1Aはっきり聞き取りやすい歌い方。11音がくっきり際立つ。明るい声音。1Bいつ倒れてしまうか そんな背を丸めながら笑うの〜〜あ〜〜好きだ〜〜


パフォーマンスの差異ということではなくて、でも1日目のぺいふでのホモサピが間違いなく根底にあるように思えた。この5日間、わたしは長かったけれどぺいちゃんはどうだったんだろうな。どの日も大切で、ずっしりと質量のある5日間だった。11日が独立したバラバラの5日じゃなくて、5日合わせてひとつのプレゼントだったみたいだ、って2回のホモサピを通して感じました。


ラスサビ♪簡単な事じゃ〜 で振り向いてから、晴れやかに笑っていて良かった。曲が本来持ってる切なさとか寂しさとかを多幸感でくるんで、たくさんの花を添えたみたいな祝福のホモサピ。♪誰かを好きになって そっと正面に手を伸ばした。匿名の『誰か』じゃなくて、目の前の『あなた』だった。すごくすごく鮮明に覚えてる。




ここでポイズンかー…………すげえセトリだ


1サビ、ふでちょからくれちゃんに手を差し出した。あーーーー同期ーーーーーー


ふでくれの後ろでミキぺいが踊っているのがパパとママみたいだなぁと思った。今年の生誕祭の詳細が発表されてから、ふでは「去年のピューロの生誕祭はミキさんとぺいさんが少し無理をしてでも叶えてくれた」と言っていて、それも1回じゃなくて3回くらい言ってたからマジで強めの『少し無理』だったんだろうなぁと思っていました。ジジババっていうか、やっぱりそれもう親の愛じゃん。



会場がアイソだと告知されたとき、すごく正直にいうと、あまり喜べなかった。わたしは身長もそんなに高くないし、チケットの整理番号によっては全くステージが見えないかもしれない。そうなったときに最前のたった9人と同じ気持ちでライブを楽しめる自信はなかったです。


でもポイズンを見て、わたしの中でもアイソでやる意味がすごく腑に落ちたのでした。ピューロでやるのも『少し(という結構な)無理』だったけど、アイソだってそうだ。今日アイソでライブができてるのは、パパママことミキさんぺいさんが言葉で言い尽くせないほどの『無理』をしてでも11年この場所を守ってきてくれたからで、二丁目の魁カミングアウトをつないできてくれたからだと思った。


生誕衣装のお話では『つなぐ』と『手作り』がキーワードだったと思うんですが、このポイズン1サビの光景で全部納得した。アイソでやることに意味があったし、やるならばきっと本当に今年が最後のチャンスだったのだと思います。来年はいまよりずっと大きくなっているはずだから、今年が最後であってほしいとも思う。



むかし、ぺいちゃんはアイソでこの曲を歌うたびに泣いていたけれど、今日は1Aふでくれパートで穏やかに微笑んでいたから、慈愛母モード🤱に入って泣かないかなぁ〜って思っていました。2A歌い出しもしっかりしてた。感情が高ぶるというより、丁寧に伝えることに重きを置いてる歌唱。


君はとても素敵な女性なんだよ で目が合った。こんなにはっきり実感するのはすごくめずらしいことでした。

そしたら次泣いたーーーーー!やっぱ泣くんじゃん!!なに!!完全に歌詞が出てこなくなって、こんなこともすごくすごく久しぶりだ。いつも泣いたって歌うから。歌詞が飛んで、後ろのミキさんが「そんな(お決まりの)」って3文字だけ支えて、それでもぺいちゃんは戻れなかった。だから♪振られ文句〜からミキさんが主旋律で入って、それでやっとぺいちゃんも重ねてユニゾンになった。必死で手を伸ばして、さっき目合ったんだからわたしのこと見えてないはずないでしょ、がんばれがんばれ、って祈りながらマスクの下で声を出さずに一緒に歌詞をなぞった。


自分を鼓舞するために どん!と短く胸を叩いて、♪でも君は笑って〜 本当に笑う。がんばってる。あーーーーぺいちゃん大好きだよーーーーーー

弱くても折れない。誰よりも大切な推しメンです。


2サビ歌い終わりの ぱあっ!もすごく綺麗だった。3A前の間奏は下手のわたしからは背中しか見えなくて、最上手から見た5/1のステラボールのポイズンを思い出した。あの日は内側を向きながら、必死で泣くのを堪えていて、きっと今日もあんな顔をしてたんだろうな。


3A違うんだ で決別するように顔を上げたのが潔くて美しくて、たくましい人だなあと思った。でも踊ってくうちにまた眉が八の字になってもうどうしたらいいの!?いとおしくて頭がおかしくなる!!♪(誰のせいでも)ないんだから でまた目が合った。わたしに歌われてるような感覚になって、なになになに、ってじっとしていられなくなる。


3サビも泣きそうっていうか泣いてて、ああ今日のポイズンはそういう日だねえ。9月末からぺいちゃんはよく泣いていて、心のやわい部分を隠さずにいてくれることに少し安心もしています。『ぺいさんが自分の中で昇華してる思い』がひとつでも軽くなればいい。


アウトロ、ぺいちゃんはいつもの泣き癖で口をもにゅもにゅっとして、ミキさんの「どうもありがとう」を合図に振り返らずに下袖に掃けた。ふでちょだけがステージに残ります。