ぺいにゃむにゃむ生誕祭2018②/二丁魁 | quarters

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いろんなライブの記録。二丁目の魁カミングアウト・きのホ。・ONIGAWARA・ RAG FAIR・ズボンドズボンなど。

きまはく呼び込み。やっと4人揃いました。ぺ「茶番にお付き合いいただきありがとうございました」

緊張する~!ってミキぺいで話してたら、ミ「白ちゃんが入ってくるんだよ!あたしたちいつも生誕の人を(他メンが)みんな茶化すんだけど、白ちゃんは『わかる~私の時もそうだった~』とか言って」白「私もこの前そうだったから。ぺいちゃん『あたしそんな緊張してない』って。あまのじゃくだから」ぺいはそういう子だよ……でもめちゃくちゃ緊張してたのわかってる。


ぺ「やっぱり4人がいいよね!?盛り上がる準備できてる!?そんなんじゃ4人でいけないよ!!」

ここからはわたしたちのよく知ってる二丁魁のステージ。
わたしが一番好きだったぺいちゃんは、三原色のファインダー、この横長のキネマ倶楽部のフロアが収まるように両手をゆっくり左右に広げたときでした。この風景だけは、の願いそのものだった。
今年もサイリウムサプライズはここでした。やっぱりここだよねえ。黄色の海。
そっ閉じの時もずっと笑ってたんだよ、幸せそうに。


リバはきまがやばかった。息止まった。
メドレーの最後は賽子さんでした。キネマ、ウェディング、賽子さんなんてもうこれ以上なく整った舞台だ。吹き抜けの高い天井から照明が線のように降り注いでいた。美しい美しい光景だった。


ぺ「キネマ倶楽部でどうしてもやりたかった曲をメドレーでやったんですけど、『ウサギと賽子さん』を最後に持ってきたくて」
ぺいちゃんの決めたセトリ。ハッピーな生誕に、とずっと言っていたのに、それを抜きにしてもぺいちゃんのキネマへの憧憬が賽子さんを最後に選んだんだろうなと思った。


ぺ「次が最後の曲です」「「ええ~!!」」ぺ「楽しい時間はあっという間と言いますが……聞いてください。『自由』」

メンバー掃け。えっ、なに新曲?誰の『自由』カバー?なになに?って客席がどよめくのもお構い無しにスタッフさんによりテーブルと椅子がセッティングされる。

メンバーなんか持って戻ってき女子十二楽坊~~~!!!!!ぺいちゃんは椅子で胡弓?ミキちゃんは木琴みたいなやつを松居棒的なもので叩き、きまちゃんは笛なんだけど、笛を動かすんじゃなくて自分の頭を左右に振ることで音を鳴らしでっかい歯ブラシのようでもあり、白鳥さんはお筝を優雅に弾きこなしていた。意味はよくわからないがすごかった。一切笑うことなく、ブレイクで超キメ顔する人たち天才だったな。最終的に謎の感動を巻き起こし拍手喝采で終わった。ブラボーー!!




アンコ。ノスタルのイントロで中二階のカーテンが開いてぺいちゃん出てきた。ぺいちゃんのためだけに誂られた、ヒョウ柄のドレスをまとって。階段を降りてきて初めて、裾がとても長いことに気がついた。一段ずつ、大切に大切にぺいちゃんは階段を進みました。
知ってる、裾の長いドレスが憧れだったこと。フリルのスカートに、ルーズソックスに、ぺいちゃんしか選ばれないドレスだった。

ノスタルでは泣いてた。世界一いとおしい人だった。



ぺ「お嫁さんに来たみたい」

『お嫁に来た』とか『お嫁さんになった』とは言うけど『お嫁さんに来た』ってなんか変な言い回しで、ぺいちゃんがうまく言葉にできない感覚がなんとなくわかった。

これ定期的に表明していかないとオタクのみならずメンバーにさえわたしが推しの生誕に自主的にウェディングドレス着てきたどメンヘラのヤベェオタクと思われそうだから弁明し続けますけど、わたし三重のJGTで「ウェディングドレス着てきて」って言われた。さらにループしたら真顔で「……ウェディングドレス」とだけ念押された。そんなのぺいちゃんだって次の日には忘れる冗談だってわかってたけど。
だから今夜、たとえば “大好きなヒョウ柄のドレス” とか “お姫様みたいなドレス” じゃなくて、 “お嫁さん” の、ウェディングドレスだと言ってくれたことが、わたしはすごく特別になってしまいました。

ステージを歩いて裾を広げながらお披露目。
ぺ「これ大回りしないといけないの」裾がもたつくから、真ん中に戻るにもぐるっとステージ回らないといけない。その姿はやっぱりお姫様で、慣れてなくてかわいかった。


ぺ「あゆみたいでしょ」お客さん「あゆー!」ぺ「あゆでーす」!?

ぺ「誕生日は、両親とか周りの人に感謝する日だって教わったので、感謝を伝えたいと思います。……かわいいでしょ、キティーなの」キティーちゃんの封筒から取り出した白い便箋は照明に透けて、びっしりと文字が書かれてるのが見えた。


思い出せなくなっちゃった。でもかろうじて覚えてるのは、夢の話をしてくれた。『好き』って言うのと同じように、夢を語ることだって、相手の重荷になったり不快な思いにさせたりすることもあるかもしれない、でもこれからおなカマと一緒に夢を叶えていきたい、ってたしかそんなお話だった。
伝えることの難しさを、とても知っている人だと思った。

「これからもおなカマを増やしていきたいし、おなカマの笑顔も見たいし、増やしたいし」
もちろん二丁魁はこれからどんどん大きくなっていくべきアイドルなんだけど、ここにいない誰かのことを考えているぺいちゃんを想って少し寂しくなった。きっと来年の生誕はキネマですらできなくなる。今日だってこんなにいっぱいオタク居るならわたしは居ても居なくても変わらないなあと思った。
って言うとぺいちゃんはまたメンヘラわたしの真似して茶化すんだろうけど。


「『わたしは~かわいくないから要らないのォ~(><)』なんて。居なくていいなんて思わないで。要らなくないよ」

これは夏の終わりくらい、朝には消した深夜の@tos見てんじゃねえ。あとわたしは『かわいくないから~』とは一言も書いてねえ。
「あたしは何でも知ってるの💛」なんてまた神様ぶる。


ぺ「前にも言ったけど、おなカマのことが大好きです。伝わってる!?」

知ってる。ぺいちゃんツイ廃で、ぺい推し以外のTwitterまでずーっと読んでること。オタク同士のリプまで把握してる。「好きな人のことは全部知りたいの!」って言う。

知ってるけど、実感としてわたし自身にあるかといったら別の話で、わたしはいつだって、ぺいちゃんの言葉の有効期限がこわいです。

わたくしごとで恐縮なんですが12/4、わたしも誕生日でした。推しと連番イェイ!ありがたいことにたくさんのメッセージをいただいて、その中で『ならいだてさんとぺいちゃんの関係が、』と(もちろんその先に続く表現は違うけれど、)おっしゃってくださる方が何人かいらっしゃいました。みんな~!たぶんそれはあんまり本当じゃないかもしれない。だって誰もわたしの特典会見てないでしょ。「こんなことを言われた」が全部どメンヘラわたしの幻聴の可能性ある。わたしは自分で言うけど文章を書くのがまずまずうまいから、1を10に膨らませてエモ過剰演出で書ける。

愛されているふりをしているだけで、実際は全然違うのかもしない。虚偽記載虚偽記載!冷静に考えて、個別に好かれる要素がまったく見いだせない。ぺいちゃんに「まらちゃんのどこが好き?」と訊いて回答が返ってくる気がしない!!マジで!!!!あ~~バラしてしまった~~

12/5のVS GAYで、わたし初めて言えた言葉がありました。内緒話で。ぺいちゃんは「あたしも」って返してくれたけれど、「うそつけ信じてねえぞ」って、思わず本音がポロリしてしまった。そんなことぜんぜん言いたくなかった。しかもこの生誕の言葉があった後に!あたしばかじゃないの!?
でもごめんね、「えっぺいにゃむにゃむさんあたしのこと超好きじゃん」と「まあそういうお仕事ですものネ」を永遠に行ったり来たりしてる。

これをぺいちゃんに言ったら悲しむかな、バカにしないでって怒ってくれたらいいのに。

あとこれからもわたし仲良し偽装ポエム書き続けるからみんな知らないフリしてだまされててね。書き続けてたらいつかぺいちゃんも事実誤認が癖になって、わたしのこと好きで好きで仕方ないって思い込んでくれたらいい。

~自分語りおわり~



ピースを目からビームのように放って、ぺ「これ(ここでやるように)書いてあんの、横ピース」ってネタバレしちゃうぺいちゃん。

「ぺいにゃむにゃむは、一生GAY GALとして生きていくことを」
って、宣言を聞いた。一言違わず覚えておける頭が欲しかったな。悔しい。


1曲聞いてください、ってこの流れを経て次なに……って身構えたら、いや嘘、ぺいちゃんだから絶対なんかやるって思ってた、ドレスのケープ部分を引き裂いて(?)身軽になって、いきなりソーラン節始まったwwwww ドッコイショ!!!じゃねーよwwwwww

おなカマもなぜかみんな踊る。世代なんだよねえ……ぺいちゃん金八為末健次郎世代でしょ……



ミキきまはく戻り。モフだー!!えっぺいちゃんの衣装はなんなの?これから継続で着る新衣装ではなくて??全員このコンセプトで新しいのがあるのかと思った。ぺいちゃんの胸元にはあゆフォントでPの文字。
ぺ「疲れた……」本気のソーラン節は普段以上に体力を使ったようで。

先程の『自由』の話。ミ「自分たちで(楽器)作ったんだよ!」き「徹夜した~!」ぺ「髪なびかせようと思ってたのに余裕なかった!」ミ「遠征にまで持ってったんだから!MV見ながら『あたしこれ(楽器)がいい』とか言って」
ツアーでこれ作ったから、みんなもツアー来てください、って告知。ぺ「ここで告知入れると思わなかったでしょ」白「上手!」


アンコはまるもから。きまの「はぁ~あ!」は、き「ぺいちゃんおめでとー!!💙」

わたしが今日唯一「ギャワァ!!!!」と叫んでしまったのがシワのはくちゃん、察知能力パンチ、のちのほっぺに右手を当てて首コテン💜でした。なにあれカワが過ぎるこわい。
落ちサビ、♪なんか足んない なんでなんだろう でミキぺいが隣同士並んで頭をコツンとぶつけた。パパとママだった。今日これを見に来たなって、他のこといろいろ忘れたけど、これだけは忘れたくないと思った。


ぺ「今日は本当にありがとうございました。次が本当に最後の曲で、メンバーも知らないんだけど……」
えっ?なに!?顔を見合わせて目を丸くするメンバー。ミ「(きまるくん知ってる?)」き「(えっ知らない!)」みたいな口の動き。

ぺ「温かく見守ってくれると嬉しいです。……聞いてください」ソーラン節ィィ!!!!!


しかもきまちゃん一緒に踊り出したよ!キレッキレじゃねーか!!ミキはくびっくり顔で、あっそうか、きまちゃんは学校で踊った世代だから覚えてんのか~オタクも踊れるくらいだもんな~と思ってたらミキちゃんも踊り始めた。
白「ええっ!?みんなでやるの!?」戸惑うはくちゃん。オラオラわかってんだぞ茶番!最後は4人でガチのソーラン節。4人は真顔で、お客さんみんな笑ってて、もうほんとにバカだなあ!大好き!!!

あとぺいにゃむにゃむさんスカートの下に白っぽい色のショーパン(?なにあれ丈めっちゃ短いやつ)履くのやめてください!僕は童貞になってしまいます。

最後はアー写のポーズで締め。今までおそらく誰もキネマでやったことのない、最高の茶番でした。お見事!


お写真撮って、並んでピュッピュッのご挨拶。ルーズソックス(レッグウォーマー?)の丈を直す仕草がめちゃくちゃのめちゃにかわいかったな。



そんな感じでおしまい!あー全然書けなかった!
公式との解釈違いはなかなかしんどいでしょう。泣けなかったわたしは。

ただ、ぺいちゃん「(あたしは)泣いた」のあと、「……泣いた。『一生推し宣言』」って言った。わたしが前の日に呟いた他愛もないツイートを拾い上げてくれた。ぺいちゃんお誕生日おめでとうのTLですぐに埋もれてしまうような『一生GAY GAL推し宣言!!』。

わたしが自分の『一生』を全然信用してないことぺいちゃんは知ってる。好きを継続していく自信が無いこと。そんなわたしの掛け値なしの『一生』がぺいちゃんに届いたのなら、もう今夜の解釈違いはそれはそれでいいやとも思った。
超高速チェキであまり喋れなかったけど、最後の離れぎわ、もう一回「一生推し宣言!」ってわたしの名前のように呼ばれた。あらあら、うれしかったのねえ、って子どもの相手をしてる気分になった。



ぺいちゃんのやりたいことが詰まった良い生誕祭でした。ぺいちゃんがお客さんとして見たいつかのキネマの光景も忘れられないでしょう、でもステージから見た今夜の景色は4人しか知らない。どうでしたか?ファインダーの中、幸せだけが映っていたらいい。


『一生GAY GAL推し宣言!!』
わたしは、 “GAY GALの魁” ことぺいにゃむにゃむさんを一生推し続けることを誓います。

わたしの信憑性の低い『一生』は、ぺいちゃんが信じてくれたらたぶん大丈夫。
(とか言って3日後には他界詐欺してた。まらちゃんそーゆーとこある)


来年もまたみんなでお祝いしましょうね。
みんなで幸せになろうね。ぺいちゃんの夢もたくさん叶いますように。
ありがとうございました。お誕生日おめでとう。大好きだよ。