ORBZ・中央突破(2日目)③ | quarters

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いろんなライブの記録。二丁目の魁カミングアウト・きのホ。・ONIGAWARA・ RAG FAIR・ズボンドズボンなど。

ゲストかのたそ。格好は昨日と同じだけど、登場は凄まじくダンディー。納「ここか
らは大人の時間だよ~…」低音で醸し出される止めどないエロス。


赤糸。これイントロで荒井がふわって一瞬だけ柔らかく笑ったんだ。カラーズの時の別冊B-PASSのソロ写真が近いかなぁ。あまりにきれいで儚くて見惚れた。


woman、かのたそ掃けて嘘つか。嘘つかはどんどん良くなってくなぁ。昨日今日の比較じゃなくてもっと長期スパンで見て。


楽器隊掃け。健「3月に震災があって、偶然時を同じくしてRAG FAIRが休止して、ちょっと時間が空いたんで色々考える時間があったんですけど。俺何で歌ってるのかなって。本当に歌好きなのか?って考えて。歌がなくても生きてけるかなーって考えて、あっ意外に生きてけるなって…意外にっていうか、なくても死なないなって。…でも生きた心地がしないんですよね」

ああ、正確な言い回し覚えてないな口惜しい。


健「歌ってないと生きてないなって」


もうねぇ…これは…。多分かとさんなら即答で歌好きって言うし、他メンはツールとしての歌の可能性を何より信じてるんだと思う。でも健ちゃんは考えて考えて、「歌ってないと生きてない」って言う。不器用と言うか要領が悪いと言うか、でももうどうしようもなく愛しくなった。


健「もう生きてるんだか死んでるんだか分からないみたいな。メール返さないし、たまに偶然会っても覇気がないみたいな」

震災直後。ああ…ぽいわぁ…。

健「オレンジ・バズーカはずっとやりたくて。何かぐるぐる考えちゃって、結局また最初に戻って来ちゃったりするんですけど。何のために歌うのかって、自分のためなんですよ。でもお客さんにも見てほしいし。みんなが、楽しんでくれる歌を歌う、自分が好きなんです!」

健ちゃんが健ちゃんなりの答えを見つけてくれたのが喜ばしい。「みんな」として関与できることも。

健「そんなこと考えてる時にずっと頭の中で流れてたのがこの曲です。皆さん絶対知ってると思うので、良かったら一緒に歌ってください」

ぼそりと、最後に。

健「自分勝手です」

伏し目がちに、自嘲というよりは吹っ切れた感じのぎこちない笑顔。ああもう荒井好きだ堪らんずっとついてく。


キーボードで1音だけ確認して『翼をください』。まわりの人いっぱい泣いてた。これは健ヲタ泣くよ仕方ないよ。
腕広げて、本当に飛んでってしまいそうだった。きらきらしてた。健ちゃんだなぁって思った。10年見てきた。健ちゃん。

もうこの数分の出来事を言葉に表すとか無粋以外の何者でもないな、うん。



掃けてアンコール。健「グッズ作っちゃいましたー!」昨日以上にお客さんはタオル掲げてました。健「ライブっぽい!いやライブなんだけど」

Tシャツ紹介で、客「ドラゴンボール!」健「イエス!それは避けられないよね…」イエスが食い気味即答であまりにナチュラルに出てきて荒井イギリス人説がまた俄に濃くなる訳ですが。

健「SサイズとMサイズがあるので、自分はこっちだなぁと思う方を買ってください。わたしはSだなと思ったらSを買ってください」そうだね、当たり前のこと大切だよね
客「健ちゃんはー?」健「僕はMです」首の後ろに手を回してタグを確認するんだかしないんだか、っていうか見えないよ?お客さんはキャーキャー。健「鼻息で答えます」何故か鼻息荒い荒井。

健「なんかさっきの男の人ばっか見ちゃう(笑)」1部で男性陣コルレスやった時にロックオンした前の方の男性が居まして。健「他にも(男性)居ますよね?良かったー。良かったーって勿論女の子の方が好きですけど。そりゃそうですよね」
荒井くん昨日も自分エロいって言ってたしね。色恋疎い子だけど。