運命の人と出会う方法[スピ野郎・マサムネ君 第31回]菅原県
  「運命の人は誰にでも必ずいます。いい出会いがないと嘆いている人は出会うチャ..........≪続きを読む≫ 「徳を積む」ですかw

陰徳になってるかどうかはおいといて、こんな海外医療支援活動をしていると「えっ目!?」という人と出会うことが多くなるんですよねえ。例えばルネとの出会いもそうだし、団体の広報活動の一環としてどこかの大使館主催のパーティに出ることとかもあって、そこでいろいろと「それなり」以上の人と自然に知り合う、という感じでー得意げ

わたしはもうどうでもいい話だけど、キラキラハイクラス生活キラキラを目指す婚活女子にとってはヨダレの出そうなおいしい案件かもしれないわよねえラブラブ!ラブラブ!ラブラブ!なんてこともあったりするしーにひひ

しかも誠し・・・ゲフンゲフン、セレブ狙い結婚紹介所のお見パなんかと違って、男の人も最初から「どうせ金目当てなんだろ」って思ってないから、きちんとレディに対する扱いをしてもらえるし。そういやヨーロッパの社交界では結婚相手を探すのに慈善パーティを利用してたりするらしいですから。ボランティアに参加するということは、それなりの余裕があって、志や教養の高い人だと思われるみたいだし。

そういやね、こないだまでパキスタンで一緒に活動してたドクターに、バングラデシュから来てたのがいたんだけど。(本館で宗教戒律による特定生物由来医薬品使用の可否について 質問してる)

実は彼、冗談抜きで王子様だったww王冠1プリンス・オブ・ベンガル王冠1でしたのよ奥様!!

最初にカラチの空港で出会った時からなんかちょっと雰囲気違うなとは思ってたんだけど
妙に顔立ちはノーブルだし背筋がピッと伸びてて所作は美しいし
ヒングリッシュじゃない英語でしれっと「Thanks awfully」なんて言うし

イギリスやカナダに留学してたって言うから、あんな最貧国の一つに数えられてるような国からそんな簡単に留学できるなんてどんな金持ちだよ、とは思ったんだけど、まあ中にはそういう人もいるだろうし、ぐらいに考えてあまり気にしないで共同生活しつつ、一緒に働いてたわけね。で、ある日何かの話のついでに彼が「これがうちの母親」と、デジカメの中にある画像を見せてくれたの。その写真っていうのがキラッキラのサロワ姿の上品そうなご婦人がソファに優雅に座っていらっさるものだったんだけどー

背景が総大理石のゴージャスルーム王冠2
ご婦人の前の大理石のテーブルの上には優雅に羽根を広げた金とクリスタルの白鳥像があって

「え・・・っと・・・汗、これどこで撮った写真?」と聞いてみたら、彼は普通に
「え?俺んち家*だけど」って答えましたわよ奥様!!
そして「あっ、これがねーうちの病院病院」って見せてくれた写真の病院が
わたしが東京で今働いてる病院よりピッカピカではるかに立派だったんですけど!

後で日本人のドクターとこそっと話したときに「あれは『自分の働いている病院』じゃなくて『オレの所有してる病院』って意味だったんじゃね?」ということで相談がまとまったw多分そういう意味だと思う。

しかしかなりひどい環境で2週間生活をしてたんだけど、本当に「生まれ育ちのいい人」っていうのはわがまま言わないもんなのねw
あれがイヤだとか何々ができないからダメだとか、一切言ってなかったわ、王子様王冠1
ちゃんと食事の後のお皿洗いもピシッとキレイな姿勢でやってたし、汚れ物も手洗いで洗濯してたし。

最終日に、彼と一緒にカラチのクリフトンビーチサーフィンに行ったの
そしたら彼が「エボリ!あれに乗ろう!」って指差した先に

!Ay, como eres!-camel

ラクダwww

ラクダって結構大きい動物なんで一歩一歩のストロークが大きくて、ものっすごいガクガク揺れるのね。
決して「月の砂漠」の「きんのくらには おうじさま ぎんのくらには おひめさま」みたいに優雅な雰囲気にはなりませんので。でもねー、そんなガクガク揺れるラクダの背の上でも安定感あふれる(腹が出ている、ともいう)堂々の王子様王冠1でしたわw

日本じゃボランティアなんて偽善と罵られますけどね、他の国ではノブレス・オブリージュというか、セレブのたしなみみたいな扱いですし。これからの婚活はボランティアが狙い目かもですわよ!さあ、あなたもわたしもレッツ偽善!!(ミャハ