こんにちは。

「JEET KUNE DO

THE ARSENAL OF SELF-EXPRESSION」

第4章 ストレートリードの中に興味深い内容があったので紹介したいとおもいます。


そのタイトルは、「CHEATING INERTIA AND CORE STABILIZATION」翻訳すると「不正慣性とコアの安定化」です。


ストレートリードのシーケンス(連続しておこる順序)の目に見えない最初のステップは、コアの安定化だと書かれています。


体の「コア」とは、腕と脚を除いた部分で、腰·骨盤·股関節複合体と呼ばれるらしいです。

そして、この複合体が手脚をうごかしているのだそうです。


わたしたちは、自分で手脚を動かしているという意識がありますが、なんか?違うようですね。


この複合体の中にある筋肉のグループが重要で、この筋肉群がアウターマッスルが作動する30~110ミリ秒前に活性化してアウターマッスルのスタビライザーとして作用するんだそうです。


1ミリ秒は、1000分の1秒です。


う~ん、解るような解らないような内容です。


そして、「あらゆる運動のパフォーマンスを最大限に高めるためには、これらのスタビライザーを作動させる必要があり、そうしないと安定化の欠如によって不要な無駄な動きが発生するため、効率が低下します。」と書かれてあります。


アウターマッスルに比べてインナーマッスルを鍛えるのは、難しいですがこのコアインナーマッスル複合体を鍛えるのは更に難しそうですね。

コア複合体は、たんなるアイソメトリック·トレーニングでは、鍛えられないように思いますが…


これらを鍛えるには、ゆっくりと呼吸しながら多少負荷をかけて歩くぐらいしか思いうかびませんが、試す価値はありそうです。


自分で意識できないのに作動させるって…


これはまた面白いことに出会えました。

だから武術の研究は、やめられませんね。