切り絵も好きなの。作品数は少ないけど。

ラブラブ切り絵も好きなの。作品数は少ないけど。ラブラブ




1年ほど前にMusical Batonが世の中を席捲したときに、「Batonはちょっと困る」と言う事を書いたら、Batonが来なくなってたりした。
「大好きなミュージシャン(しかも有名どころを複数)の情報をRSSリーダーで入手してて、最近は『Musical Baton』ばかりがひっかかってしまい、最新ニュースに気付くのが遅くなってしまった。こ~ま~る~ぅ」って意味だったんだけどね。
「ぅ絵ブログの人はバトンが嫌いだそうで……」と、気を使ってくださった方。機会を逸してしまったので表明してきまセンでしたが、こういうことでゴザイマシタ。

ということで、久しぶりのバトンでゴザイマス。


[指定型★バトン]のルール
廻してくれた人から貰った『指定』を【】の中に入れて答える事。
また、廻す時、その人に指定する事。
質問項目
1.

最近思う【★】。

2. この【★】には感動!!!!
3. 直感的【★】。
4. 好きな【★】。
5. こんな【★】は嫌だ!!
6. この世に【★】がなかったら。
7. 次に回す、5人(【指定】付き) 。




「のんびりぽつぽつ」のゆきさん から【絵】というテーマをいただいたデス。



ガーンあせるむ、むずかしいぞ……ぉ。
汗ショック!



何が難しいかって言うと、【絵】という言葉が表すカテゴリーの広さ。

Reading Baton で漫画の絵の好みについてもちょっと答えたような記憶があるので、今回はそれは外しておいてっと。

「これ、キレイ~」と思うものって、単なる絵というか、CDや雑誌など書籍のジャケットだったり、映画や演劇の舞台美術だったり、コラージュやオマージュ(最近、話題になってる?)などデザイナーが何かを元にして作り上げたものだったり。ファッションだったりアイディアだったり。しかもイラストレーターと言う肩書きの持ち主は、同時にアートディレクターだったり、作家だったり、コメディアン(←ラーメンズ・小林とか)だったり、アニメーターだったりして、守備範囲が広いかったりするなぁと、ね。

そんなことで悩みつつ、このブログの特性を活かして(?)このバトンを元に漫画でも描くかな……と思ってちょっと描いてたんだけど、プライベートで忙しくしててようやく落ち着いたと思ってその漫画を見たら、面白く思えなくなっちゃったので、ボツにした。

なんて事を言ってるうちに、半月(以上……)も更新が途絶えちゃったよ。あらら。
奇をてらわずにフツーに行きます。フツーに。


1.最近思う【絵】
上にもちょこっと書いたけど、【絵】ってどこまでを言ってしまっていいのかな?って思ったりシマシタ。

例えば、イラストレーターさんが描くのはもちろん【絵】だけど、描いた絵や写真をトリミングしたりコラージュしたりデザイニングしたりするのも【絵】で、映画などの美しい映像も【絵】じゃないかな、じゃあデザインされた立体造詣も広い意味の【絵】か?……とか考えたら、結構【絵】が意味する範囲って幅広いなって思ったり。

あんまり関係ないかもしれないけど、関西語圏出身の人が「”絵をかく”って”具体的にする”みたいな意味でも使う」って、チラリと言ってた。
そう言えば、『ナニワ金融道』で「借金返済の絵をかかんかい!!」って台詞があったな。

なんてことを、思ったりしました。最近は「絵」を生業とする人に、求められているスキルって多彩だよね。

あ・そうだ。

話は変わりマスが。このブログをご覧になった方だと思うんだけど、「私の小説に絵をつけてください」ってメールをくださった方がいらして、「どんなお話でしょう?」と返信したら、その後の連絡が途絶えてるようなのデスガ……。お待ちしてマスよ。


2.この【絵】には感動!!!!
エッシャーのトリックアート作品。
・滝のように最上階から流れ落ちた水を追っていくと、遠景になったように思わせて何故か最上階に戻ってしまう「滝」
・建物の中から延びている梯子が上の階に行くと外から立てかけられているように見える 「物見の塔」
など。

美術の授業でトリックアートを作成することがあって、「どうやったらトリッキーな絵がかけるのかな」と、お手本にしたのが上記の作品だった。ちなみに美術の学校じゃなくてフツーの中学校での話。授業として扱うには課題が難し過ぎるんじゃない……?
(トリックアートという分野にも興味アリ)


3.直感的【絵】
説明がなくとも絵だけで、物語が伝わるような絵。
イラストの業界で需要がカナリ多い……らしい。作品としてだけではなく、内部資料としてラフ画などに使われてるとか。

どんな絵かというと、例えば喫煙のお作法をユーモラスに表現した『大人たばこ養成講座』の寄藤文平のイラスト 。このカテゴリーで特に有名なものだと思う。絵だけで、パロディもギャグもやってのけて、説明っぽくないから、画力だけではなく発想力もかなり必要。


4.好きな【絵】
作家で言えば……宇野亜喜良、エドツワキ、上村松園、林静一、きたのじゅんこ、林静一、江口寿史、佐藤 可士和、大貫卓也、Zedz、ティム・バートン、などなどなどなど。
思いついた順に書いたせいもあるけど、肩書きがバラバラでテイストにも節操ない。
というか、「売れてる」って聞くととりあえずメモったりするので、自分の中で「こういう感じの絵の人」と、カテゴライズしてあるってだけの人もいるかもしれない。

アートとして、今特にハマってる分野は『影絵』。(切り絵を含む)

以前、記事にも書いたミッシェル・オスロ や、こないだ知ったばかりのロッテ・ライニガー の作る世界観は、かなり好き。背景の色の多彩さが、特に喜びのツボを押し捲りイング。


5.こんな【絵】は嫌だ!!
ぶるんさんの声で聞こえてきそうな気がする。「こんな××は嫌だ!!」って。(※ 『BE-SIDE YOURSELF』 のコーナーの一つ)

画像は、コラージュとかトリミングとか出来るので、強く嫌うようなのは最近はないかも。

あ・グロいのは苦手だ。(と、言いながらマジマジと眺めたりして)


6.この世に【絵】がなかったら
文字って、絵に通じるものがあるんだけれども、文字は残るのかな? レタリングに凝ってるかも……っていいうのはアリ?

絵を描く事も見る事も、特別な事とは思ってないし、表現活動の一つだと思うので、違う表現に興味が行ってると思う。

ラジオのパーソナリティになって、言葉で表現する事が夢だったこともあったし。


*



ということで、語ると長くなりそうな気がして(それはまた個々の記事でということで)、アッサリ目にしてみたんだけど、楽しんでいただけたでしょーか。ネタまで落とし込めた感触がないので、ひどく不安だ。ドキドキ。

***
(2006年6月22日:追記)

ロッテ・ライニガーのDVDが発売されているので、大きい画像でご紹介。

アフィリエイトなので、クリックでAmazonに飛びます。
この美しい色合いに、故・淀川長治さんも大絶賛したとか。

角川エンタテインメント
ロッテ・ライニガー作品集 DVDコレクション【3枚組】
角川エンタテインメント
ロッテ・ライニガー『アクメッド王子の冒険』特別版

■ 続いてミッシェル・オスロ作品をご紹介。
同じく、Amazonアフィリエイトっす。
ブエナ・ビスタ・ホームエンターテイメント
プリンス & プリンセス
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
キリクと魔女