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と同じテイストか?
・・・って思われたりして。
実はねー、ショック受けてるんすよ。
さっきAmazonでこのイラスト集を探したんだけど見付からなくって、作家さんの公式HP
にも見に行ったけど、この本の記述が見当たらなくって。あれぇ? 何でー?
だからタイトルにも自信がナシ。
(検索の時は「江口寿史、Girl、Chair」で探してた)
江口寿史は漫画家としての作品はあまり詳しくないけど、イラストレーターとしては注目している作家さん。以前ファミリーレストランでもそのイラストを使用されたこともあるので、多くの人に好まれる画風って言えると思う。とにかく、この人が描く女性は小悪魔的に魅力的だ。この人の絵の世界では「やっぱり日本人ってカワイイ子が多いんだよ!」って再認識できる。
※ ちなみに、随分前に描いたTMR西川ちゃんの半生の漫画
は、江口寿史の漫画集『江口寿史’S〈なんとかなるでショ!〉』
が、元ネタっす。
そんな江口寿史。多くのイラスト集を出している。
しかも「画風」で魅せるというより、その構図、ポージングに魅せるというものもあり、とても興味をひかれる。セリフがなくても、構図やポーズでそのキャラクターの感情や性格が伝わるような、そういう絵が描かれてる。
特にオススメなのが『Girls & Chairs』。上記の理由でタイトルは間違えてる可能性が大きいけど。しかも、手元に本書がないのでこれから書く内容についてもウロ覚えだけど。
本書は、様々なイスとそれに座る女の子の腰から下の部分を風景と共に描いたイラスト集だ。
ベンチに座る女の子は紺色のスカートの裾から制服を着てると思われ、足元に転がった野球ボールで近くで野球をしているナインの存在を彷彿とさせる。この子は野球部のマネージャーなんだろうか。それとも野球部の誰かが好きで、練習する姿を見ているのかな。足先が内側に向かれてることから、恥じらいが感じられて「この子、カワイイ!!」って顔も見てないのに思いこんでしまう。
そんな作品がたくさん詰まってる。
漫画家さんによる事件(事件の内容よりも、出版社による処分の厳しさの方がショックだった)で、思うところがあって、今回の記事を書いた。
ある編集者さん
が「マンガ家が自由に使えるフォト・ライブラリーがあれば、なんの問題もなかった」ってブログで言ってた。
参考資料ではポージング集って結構あるよね。すんごいぶ厚い本。そんでもってすんごいお高いやつ。共有物にしたら借りっ放しの漫画家さんが出そうだなぁなんて思った。
ポスター等を手掛けるデザイナーさんなんかは、著作権フリー素材や、フォト素材を素材屋から1点1点買うんだよね。もしくは団体・事務所・会社として、撮影した写真などをストックしてアーカイブ化して共有してるの。(デザイナーさん全部がそうかなんてことは、知らないけど)
編集社から予算が出て漫画家さんが現地取材をすることがあるみたいだから、そのときのものは全部他の漫画家さんにも共有されてるんだと思ってたよ。(会社で出張した人が出張報告書を書くのと一緒で)
それ、ライブラリー化したらどうデショ?
・・・つか、やっぱりそれ、問題の本質とは違うと思う。
*
ちなみに今回のイラストとなった「足」は、ミュージシャンhitomiのもの。
夏ごろに出てた広告(日焼け止めかなんかの)なのさ。
- 江口 寿史
- 素顔~美少女のいる風景~ 江口寿史イラスト集
- 江口 寿史
- 二人のポーズ〈2〉日常編 437
- 江口 寿史
- カラー版コミック・ポーズ集 二人のポーズ
- 江口 寿史
- 江口寿史’S〈なんとかなるでショ!〉