昨日かおとといのニュースで、「古畑」の続編が発表されてた。
「古畑任三郎」来年新春スペシャルで完結 (日刊スポーツ) - goo ニュース
このドラマ、毎回毎回犯人を演じる役者が大物ぞろいなため、それがニュースのネタになるケースが非常に多い。オオトリは松嶋菜々子だってね。
私もこのシリーズは結構好きなんだけど一番良かったと思う(とは言っても、かなり見逃してるんだけどさ)放送回は、脚本家三谷幸喜の名前も知らずに見ていた、第一シリーズの第一作目だった。
犯人役は、歌手の中森明菜。
実は私、歌ばかりじゃなくて、演技者としての彼女をかなり高く評価してるデス。
たとえば 『素顔のままで』 のカンナ。歌手なのにあんなダミ声を出してノドに悪いのでは?と、ドラマの本筋と離れてハラハラした(物語はあまり覚えてない)。
さらに『冷たい月』の希代加。復讐鬼となった彼女の追撃の恐ろしいことと言ったら! 頭部を怪我して包帯(というかフルーツのネットみたいな奴)を巻いた姿でそこに立っているだけで、演技じゃないような悲壮感もあった。正直、『Mの悲劇』の長谷川京子なんて目じゃないっす。
で、その明菜ちゃんが、『古畑』の第一作目で、殺人を犯してしまう少女漫画家”小石川ちなみ”を演じていたのだった。
雑誌の編集者であり、恋人でもあった畑野の浮気(というよりも、ちなみが本命ではなかった)に気付いたちなみは、畑野を鈍器で殴ったあと地下室に閉じ込めて殺してしまう。ちなみは、現場となった自宅(ちなみの作業場)には他に人がいなかったことから、事故に見せかけようと画策する。
そこへ車を運転した古畑が登場する。ガス欠のために、ガソリンスタンドを案内してもらおうと思っていたのだ。だが雨が降ってきたため、夜が開けるまで滞在させてほしいというお願いに変更する。
ちなみは、古畑の強引さに負けて、ついドアを開けてしまう。古畑が家に上がったところに、ちなみのペットであるゴールデンレッドリバー犬が、被害者畑野のスリッパをくわえて運んできたのを見て、古畑は他に来客があったことに気付き、地下室の存在を知る。・・・。
あらすじは、一度見たきりの割には結構細かく覚えてる。
(けど、カン違いがあったらごめーん)
*
なんと登場人物が、犯人・被害者・警部補の3人しかいない。(おっちょこちょいの今泉や、頼りになる西園寺の登場は、ずっと後) だけどこの人数の少なさが、犯人との対決の場面により一層の緊迫感をもたらすのに成功してると思う。
何よりも、物語の最初から今にも泣き出しそうな明菜ちゃんの演技がよい。寂しげな笑いが、彼女の犯行の動機の全てを表しているので、古畑の推理はひたすら被害者の死が、事故ではなく他殺であることに集中していく。外の止まない雨が、緊迫したムードがより一層高める・・・。サイコーでございます。
そんでもって、個人的に好きなのは、明菜ちゃん演じるちなみのささやかなこだわり。
彼女は自分の仕事の成果物を、「漫画」ではなく、「コミック」だと言い張り、古畑が「漫画」と口にする度に、修正する。
ちなみ:古畑さん、「漫画」じゃありません! 「コミック」です!
古畑:!!!
- ポニーキャニオン
- 警部補 古畑任三郎 1st DVD-BOX
- ポニーキャニオン
- 古畑任三郎 2nd season DVD-BOX
- ポニーキャニオン
- 古畑任三郎 3rd season DVD-BOX
- ポニーキャニオン
- 古畑任三郎 すべて閣下の仕業
=====
(2005年10月18日:続報)
---
「イチローが「古畑任三郎」に出演
大リーグ・マリナーズのイチローが、フジテレビで来年正月放送のスペシャルドラマ「古畑任三郎」にゲスト出演することが17日、同局から発表された。夢の出演が決定したのは、イチローが「古畑任三郎」シリーズの大ファンを公言していたため。同シリーズを何度も見ており、各場面などの詳しさはファンを通り越して“マニア”の域という。
他にも⇒イチローが「古畑任三郎」に出演 (スポーツニッポン) - goo ニュース
---
しかも、今までのゲストと同様に、犯人役だそうで。(演技、大丈夫なの? ドキドキ)
古畑につっこまれて焦るイチローとか、珍しい姿が見られるのかな。



