太陽戦隊サンバルカン

 

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日本アニメ、外交に一役 ODAで購入支援 外務省検討

世界で評価の高い日本アニメを、外交に役立てようと外務省が検討を始めた。政府の途上国援助(ODA)を使い、各国のテレビ局が番組放映権を購入する資金を援助する。商業ベースでは世界を席巻している日本発のアニメだが、放映権を買えない国も少なくないためだ。


外務省は、「アニメをきっかけに日本語学習者が急増」「青少年に大きな影響力がある」といった報告が多数寄せられたという。同省は「日本製アニメの普及で海外の若年層に『日本』を印象づけられる」と分析している。
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このニュースを教えてくれた人が、言った。
「日本から発信しているコンテンツで人気があるのはアニメと、あと子ども向けの戦隊物もそうなんだよ。俺ね、北米で戦隊物の番組を見てたんだ。日本で放送されていた戦隊物なんだけど」
ここで、プーっと噴出すので、先が気になって早く言えと、こづく。

「それが変身前のところは現地で撮り直ししてるんだけど、あっちって色々制約があって、こういう番組の場合、人種差別を避けるために全人種から登場人物をピックアップしなきゃいけないんだよね。つまりメンバーが5人いたら、日本人をはじめとした黄色人種、白色人種、アフリカンアメリカン……とかね。

さらに、リーダ役のレッドやちょっとニヒルなブラック、紅一点のピンクなんて、色のイメージがあるじゃん? そういうのも贔屓にならないようにって、ローテーションで全ての人種に役が回るようにしてるわけ。

それで日本だと”イエロー”役が気は優しくて力持ちの大食漢で、『ひょひょ~』なんつってカレーをかっこんでるけど、これが例えばアメリカ人が演じるイエローはホットドッグを山ほど食べてたり、中米系だとマメっぽい料理だったり、中国人だと小籠包だったりするの。なーんか、おっかしくない?」 と笑う。


へぇーと感心しつつ、ニュースに目を通した私は
「ODAって例えば青年海外協力隊とかって手段が考えられるんでしょ? 日本でアニメを製作してる人たちが、海外の過酷な環境で教えたり仕事したりできるのかな?」
「……だねぇ。それから、海外では”萌え”の感性が通じるんかね~」
と2人して、すっかり電車男のようなアキバ系が、ガテンな仕事をする様を想像する。


(本当は、『ドラゴンボール』や『ポケモン』、宮崎駿系を求めてるんだろうね、供給を受ける国はね)