私は、もともとストイックなところがあるかもしれません。
大学でニュージーランドに留学したとき、英語もほとんど分からない中で、
現地の大学最終年〜大学院レベルに相当する「Level 6」「Level 7」の授業を受けていました。
(それでも受け入れてくれたニュージーランドは、本当に寛容な国です)
2時間のオープンブック試験で、ショートエッセイをいくつも書く。
私はそれを8ページまるごと丸暗記して臨んでいました。
身についたかどうかも分からない。
ただ、「単位を落とせば親の学費が増える、それだけは避けたい」
その想いだけで、私は自分を追い込んでいました。
仕事でも同じです。
朝7時から、ランチも取らずに働き続け、
気づけば午後2時、3時。そんな日々もありました。
だから、言い訳ではないけれど――
「健康診断」や「血液検査」なんて、気づけば5年ぶり。
育児、家事、仕事。
“生き抜くこと”に全力で、“守るべきもの”が多すぎて、
自分の身体の声を聞く余裕がなかったのです。
でも、今日は日本に帰国し、
市が促してくれた健康診断を受けに行きます。
ありがたいことです。
そして今、一人で遠くニュージーランドで
顎の骨の移植手術を受けている主人のことを想っています。
あなたは本当に、強くて優しい人。
いつも“助ける側”でいてくれた人。
そんなあなたが今、助けを必要としているときに、私はそばにいられない。
その悔しさと向き合いながら、
私は今日、「遠隔レイキヒーリング」を送ります。
そしてもう一度、
新しい基盤を作るために、がんばっています。
自分の身体と、家族の未来を、
これからはもっと大切にできるように。
……そう思いながらも、私はどこかで“追い込み型”の自分も、
愛しているのかもしれません。
また別の形で、追い込んでいる私。
Kindleで本を出しはじめてから、
まだ3ヶ月も経っていないのに10冊を出版しました。
それがいいことかどうかは分からないけれど、
**「この想いを今、残したい」**という気持ちに、正直に向き合った結果です。
身体の声を聞くことと、魂の声を記録すること。
その両方を、これからも大切にしていきたいと思っています。
