「弱腰」と呼ばれた戦士 | 偉人マニア の偉人ペディア

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※尚、紹介するのは近代的な偉人を中心とし主にウィキペディアを参照してます

(*ブログのサイドバーのフォントが勝手に変わってしまい、無知で変更の仕方が分からない為非常に読みにくい事を初めにお詫び致します)


アメリカの人種差別開放運動で、「キング牧師」と同じ位有名な活動家が存在します。


彼の名は・・・「マルコムX」





「キング牧師」が、非暴力主義を唱え解放運動を訴え続けた事に対して「マルコムX」は、暴力・武力を使い解放運動を指導した活動家です。



「マルコムX」の思想は、綺麗事だけでは真の解放はあり得ない。。というものに基づいたものであり「キング牧師」思想は、仮に暴力で解決したとしても更なる暴力を生むだけだ。。と、いう信念でした。



同じ人種を想い活動しますが、意見の対立により「マルコムX」「キング牧師」に対し「弱腰なヤツ」と言い批判を繰り返します。



(左:キング牧師 右:マルコムX)



そのきっかけとなるのが、後に20世紀で賞賛される演説の一つに選ばれた「キング牧師」の行った演説「 I Have A Dream」という演説です。




思想の違いで対立を繰り返し、皮肉なことに「マルコムX」は同じ人種「黒人」によって暗殺され39歳という短い生涯にピリオドを迎えます。

そして偶然にも「キング牧師」も同様39歳で人種解放運動を阻止しようとする「白人」の手によって暗殺されます。


僕が思うに恐らく解放運動の歴史の中で多々辛い事が「マルコムX」の身にもあり、その様な思想になった事は充分に理解出来ますが・・・


やはり僕は、人種解放運動が終わったその後の同じ人種の生き易さまで先を読み考えて信念を持ち行動をし続けた「キング牧師」を支持し続けたいと想います。


考える事を止め「暴力的に解決する」のではなく、信念の名の下に「非暴力主義で問題を解決する事」の方が遥かに難しい事だと思えるこんな世の中だからこそ・・・