電通マンの「マジ!ヤバイっす」


よく「寝食を忘れて打ち込む」と言いますが、



自転車用のランプを造ったときの私は、



まさにそんな状態だったように思います。



しかし、つらいとか苦しいといったことは少しも感じませんでした。



それはやはり私が、



それまでの自分の体験なり世の人びとの姿から、



このままでは不便だ、



何とかより便利なものを造り出したいという強い願いを持ち、



と同時に私が、



そのような仕事が非常に好きだったからだと思います。



「必要は発明の母」という言葉がありますが、



新しい物を生み出すためには、



その必要性を強く感じ、



その実現のために一生懸命打ち込むことが大切だと、



そのとき、しみじみと感じました。

松下幸之助「1日1話」より