やるべきときにやる、
引くべきときに引く、
いわゆるこの出処進退ということが、
人間として、とくに経営者として一番大事なことではないでしょうか。
たとえば、ある一つの仕事がもう一つうまくいかず、
やめた方がいいとなった場合、
そこにはやはり何らかの犠性が伴います。
世間からもいろいろな批判を受けるでしょう。
また信用も失墜するかもわかりません。
しかしそれを惜しんでいてはいけない。
惜しんでいるとなかなかやめられない。
やはりそういうものにとらわれず、
やめるべきものはやめるんだという引き下がる決断をすることが経営者として大切だと思うのです。
松下幸之助「1日1話」より
