今日、企業界、名企業の間における競争というものは、
非常に激烈なものがある。
この激しい競争において、
瞬間を争う大事な事柄を報告するいわば非常の場合に、
何としてもまず直接の上司に言わねばならないんだとか、
やはり組織を通じて処理しなければ叱られるんだとか言っていたのでは、
競争に負けてしまうようなこともあろう。
事の順序としては、
もちろん直接の上司の人にまず言うべきではあるけれども、
どうしても急を要する場合は、
組織や他位にとらわれず、
即刻処理してゆくことが大切だと思う。
何か事あるときには、
企員が打てば響くような素早さで活動しなければいけない。
松下幸之助「1日1話」より
