新しい仕事をするときはよほど注意をしなければいけない。
その仕事を進めていくとき、
上長の人に承諾を得ても、
実行するに当たっては、
三回ダメを押したい。
一度だけ「よろしいか」、「ああよかろう」と承認されても、
それで事足れりとしてはいけない。
そして後でうまくいかなかったときに、
「あのときに上長のあなたが承諾したからやったのだ」というようなことを言うのは、
言う方が間違っていると考えるべきだと思う。
一度はんを押してもらったからもうそれで事足れりというような考えでは、
真に過ちのない、
生きた仕事はできるものではないと思うのである。
松下幸之助「1日1話」より
