指導者が物事を進めていくに当たって、
みなからいろいろな意見や情報を聞くのは当然の姿である。
そしてその場合、
大事なのは、
自分にとって都合のいいことよりも、
むしろ悪いことを多く聞くことである。
つまり、賞賛の言葉、順調に進んでいる事柄についての情報よりも、
“ここはこうしなくてはいはない”といった諫言なり、
悪い点を指摘する情報を努めて聞くようにしなければならない。
ところが、そうした情報はなかなか指導者の耳に入ってきにくいものだ。
だから、指導者はできるだけ、
そうした諫言なり、
悪い情報を求め、
みながそれを伝えやすいような雰囲気をつくることが大切なのである。
松下幸之助「1日1話」より
