電通マンの「マジ!ヤバイっす」-ichinichiichiwa.jpg

人間に寿命があるように、





われわれの仕事にも、





それがいつのことかわからないにしても、





やはり一つの寿命があると言えるのではないかと思う。





しかし、だからといって、努力してもつまらない、





と放棄してしまうようでは、





人間言うところの天寿を全うせしめることはできない。





これはいわば人間はやがて死ぬのだからと、





不摂生、不養生の限りを尽すのと同じであろう。





それよりもむしろ、いっさいのものには寿命がある、





と知った上で、寿命に達するその瞬間までは、





お互いがそこに全精神を打ち込んでゆく。





そういう姿から、大きな安心感というか、おおらかな人生が開けるのではないかと思う。



松下幸之助「1日1話」より