商品をつくる方は、
もちろん今日現在はそれが最善だと思って出すのですが、
日進月歩の世の中ですから、
日とともに新しいアイデアが生まれてきます。
ですから、お客さんの中には
「あとから買った人は非常にいいものが手に入るから、先に買った人は損だ」と言われる方もあります。
しかし、商品というものは最初に買う人がいなければ進歩しません。
先に買う人は「私が金を投じて買ったから、
多くの人に行きわたることになった。
私は貢献者なんだ。
同時に自分は一番早くその便益を得たから、
むしろ得をしたんだ」とこう考えることによって世の中は発展すると思うのです。
松下幸之助「1日1話」より
