一国の運営をお金の面からみますと、
いわゆる予算というものを組んで、
それに基づいてさまざまな施策を行なっています。
お互いの商売でも、同じように予算というものによって、
これを進めていく場合が少なくないと思います。
しかし、商売というものは、
実際予算どおりに動くものではない。
したがって、予算がない、ということで必要なことの実施を延ばしたりするのではお客様はどんどん他へ流れていってしまうと思います。
予算によって商売をしていくことはもちろん大切ですが、
それはあくまで内輪の心づもりであって、
外部に対して必要なことは借金してでもやる、
そういう商売をしなくてはならないと思うのです。
松下幸之助「1日1話」より
