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いま、





新しい開発商品が十品できたとします。





十品とも碁や将棋にたとえると、





初段の資格がある、





いわゆる一人前の商品として一応は売れていくわけです。





しかし、





そのうちのどれか、





これというものを取り上げて、





一品くらいは永遠に名人として残っていく、





という姿を生み出すことができないものかと思います。





今までの姿には、





新製品ができて少し日がたつと、





もう旧製品として消えていくのが当たり前、





という考え方がありました。





しかし初段のものを今度は二段にする、





三段にする、





四段にすることによって名人までもっていく。





そういうことをたえず考えていく必要があると思うのです。



<松下幸之助一日一話より>