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よく世間では、





あの人は大器晩成型などと言いますが、





その場合はどちらかといえば、





あまりほめたようには使わないことが多いようです。





つまり、





いまはまあまあだけれども、





そのうちになんとか一人前になるだろう、





といった調子です。





しかし私は、





この大器晩成というのは、





もっと大事な意味を持っているのではないかと思うのです。





真の大器晩成型というものは、





人生は終生勉強であるという考えを持って、





ウサギとカメの昔話のカメのように、





一歩一歩急がずあわてず日々精進し、





進歩向上していく姿ではないかと思います。





そういう姿をめざすことがお互いに大切だと思うのです。



<松下幸之助一日一話より>