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柔道男子100キロ級





鈴木桂治が





まさかの初戦敗退!





五輪史上3人目となる2階級制覇を逃した…(涙)





1回戦のツブシンバヤル戦は





もろ手刈りで1本負け。





敗者復活1回戦でもベールラに





横落としで1本負け。





五輪





世界選手権





全日本選手権の





「柔道3冠」を果たした偉大な柔道家は





今大会後に一線から退くことが濃厚になった。





2階級制覇の偉業を目指した





2度目の五輪は





わずか120秒で幕を閉じた。





敗者復活1回戦で1本負けを喫した瞬間





畳にうずくまり動けない鈴木がいた。





「終わったな、何をやってるんだろう。





自信を持ってやってきたことが間違いだった。





情けないし、恥ずかしい」





こみ上げてくる悔し涙を止められなかった。





金メダルへの夢はもろくも砕かれた。





1回戦のツブシンバヤル戦。





レスリングのタックルまがいのもろ手刈りを





1回、2回とかわしたが





3回目につかまった。





「冷静に見ていたけど…。3回目?





 覚えていない。決められた自分が悪い」





場外まで吹っ飛ばされると1本負けを告げられた。





アテネ五輪で100キロ超級を制してから4年。





「終わってみればあっという間だった。





本当にいろいろなことがあった」





05年世界選手権で本職の100キロ級で優勝を果たした後






やる気が上がらない日々が続いた。





周囲には





「柔道、辞めようかな」とこぼしたこともある。






「北京が集大成」という思いで立ち直り





念願の100キロ級での五輪代表を手にしたが





最後は残酷な結果が待ち構えていた。





「やり残したことはない。





もう1回畳に上がったら





また投げられると思う。





空っぽです。






もう1回強くなろうとも今は思えない。





振り返ることが先。





そこでやりたいと思えばランニングから始めると思う」





偉大な柔道家が畳を下りることになる。