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私はいま、





二十代の夏の日のことをなつかしく思い出します。





日のあるうちいっぱい仕事をし、





晩にはタライに湯を入れて行水をするのです。





仕事を終えたあとの行水は非常にさわやかで、





“自分ながらきょう一日よく働いたなァ”





という満足感を味わったものです。





自分ながらきょうはよくやった、





と言って自分をほめる、





自分をいたわるという心境、





そういうところに私は何だか生き甲斐というものを感じていたように思うのです。





お互い毎日の仕事の中で、





自分で自分をほめてあげたいという心境になる日を、





一日でも多く持ちたい、
そういう日をつみ重ねたいものだと思います。



<松下幸之助一日一話より>