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日本古来の武道の一つに“




弓道”





があるが、





この道の達人の域に達すると、





たとえ眼かくしをして矢を放っても、





ピシャリと的を射るという。





しかし、





こういった名人の域に達するには一朝一夕ではとても覚つかない。





一矢射るたびに必ず検討を加え、





工夫を重ねていって、





一歩一歩、





上達していくのである。





私は





“仕 事”





にしても、





これと同じことが言えると思う。





日々、





みずからの仕事の成果を検討することに努めれば、





必ずや





“仕事の名人”





とまではいかなくとも





“仕事の上手”





にはなれると思う。





100本の矢を射れば、





少なくとも80本は的に当たるという





“上手”





の域にまで、





おのおのの仕事を高めたい。



<松下幸之助一日一話より>