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聞くところによると、





碁を習っている人は、





大体1万回くらい碁を打てば初段になれるということです。





素直な心の場合もそれと同じようなことが言えるのではないかと思います。





まず素直な心になりたいと




朝夕心に思い浮かべ、





そうしてたえず日常の行ないにとらわれた態度がなかったかを反省する。





そういう姿を1年、





2年と続けて、





1万回、





約30年を経たならば、





やがては素直の初段ともいうべき段階に到達することもできるのではないかと思うのです。





素直の初段にもなったならば、





まず一人前の素直な心と言えるでしょう。





だから大体において、





過ちなき判断や行動ができるようになってくると思います。



<松下幸之助一日一話より>